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Re:BAD TASTE♥

管理人が気ままに綴っていくお気楽ブログ。閑古鳥の巣。

ダメダメ心霊検証

これもYou Tubeで見つけたんですけど、昨日と同じ検証番組の類でも、コレはダメな検証方法に思います。
実に退屈で苛々する1時間でした。



どの辺りがダメなのかといえば、霊媒師がツアーを組んでしまっている部分ですね。
確かにこの霊媒師たちの一人ひとりが、それぞれに凄い能力を持っているのかもしれませんが、それらが同時に同じ場所へいて一斉に意見を言い合うというのはどうでしょうか。
コレでは、互いに見たものを正確に、正直に話すことができなくなる恐れがあります。

例えば霊能者1が、
「僕はこういうのを見たんだ」
といいますよね。
するとそれを聞いていた霊能者2が
「いや、そうじゃない、僕はそういうのを見ていない、ここにいるのはこういうもののはずだ。そうだろう3?」
で霊能者3が
「そうだそうだ、僕もそれを見たよ」
とか答える。
実際こういう場面がビデオ中に幾つも見られますが、こうなったら正確にデータなんて取れないでしょう。
先入観とか思い込み、集団心理にデータの結果が左右されてしまいます。

こういう場合は、全員を別の部屋に待機させておき、ひとりずつ問題の場所に呼び出して霊視させるようにしないと。
警察の取り調べと一緒で、共謀(こういう言い方もどうかと思われますが…)を避けるようにしなければダメです。
もちろん調査のやり方はそれぞれの研究グループによって変わるのは当たり前ですが、それでも守らなければならない最低限のやり方というものがあるはずです。
ド素人でも分かるこのくらいのことをなぜこの人達はやらないのか。
もちろん、この人達が偽物だという気はないのですが、コレではインチキと言われても反論できないんではないかな。
こういう調査団体に共通する最低限の調査基準みたいなものを設けて欲しいですね。

心霊調査団体を作り、科学的・超自然的の両面から、心霊現象の調査をするのは良いことと思います。
拝み屋になってしまっている、日本の霊能力者とか、テレビ番組のふんどし担ぎに甘んじている日本の調査団体(と、称する人々)よりもよほどいいと思います。
少なくとも、まじめに怪奇・心霊現象の謎を解き明かそうとしてはいるんですから。
だからこそ、このような団体がインチキや間違いを犯せば、心霊現象そのものが「インチキ」「まやかし」「気のせい」などに貶められてしまうおそれがあります。
その点を自覚して、もう少し気を引き締めてやって欲しい気がします。


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心霊現象の検証

偶然You Tubeで面白いビデオを見つけたんですよ。
心霊現象の研究ビデオなんですが、海外の番組ですね。
2001年ですから大分古い製作年代ですけど、実に興味深い内容です。
日本の心霊番組は、最近ではインターネットのインチキ画像をまとめたものが多いですけれども、こういった真面目な研究番組を作ってもらえないものでしょうかね。



怪奇現象の研究

先日、光回線をauに変更したという顛末をここに書きました。
その際、auひかりTVとかいうサービスに加入すれば2ヶ月間無料!しかも現金5千円キャッシュバックいたします!…なんて言われたのでそのカネに目がくらみw、お試し導入してしまいました。
光回線のルーターからケーブルを引っ張ってきてチューナーに接続するという、言ってみればケーブルテレビみたいなものですね。
僕は普段あまりテレビなどは見ない方なのですが、せっかくつけたのだからお試し期間終了まで見なければ損だろうという貧乏根性を出しまして、最近ちょこちょこと見始めるようになりました。
もっとも、スポーツ中継とかはそれほど興味が無いので、見ているのはもっぱら海外のドキュメンタリー番組を集めたナショナルジオグラフィックチャンネルとか、ディスカバリーチャンネルなどばかりなのですが。

それで、そのディスカバリーチャンネルの番組の中に「怪奇現象の研究」というものがあります。
タイトルには「研究」などと着きますが別に研究番組ではなく、アメリカ各地で起こった怪奇現象を再現ドラマで見せるというものでして、日本で言えば昔懐かしい「あなたの知らない世界」とか、最近では「ほんとにあった怖い話」なんかと同じ系統です。
この番組を割とよく見ているのですが(というか、見始めてまだ2回目ですが…)、これがなかなか面白いのです。

まず見ていて思うのが、お国柄の違いでしょうか、日本の再現ドラマとは違う部分がかなり多いことです。
まず、物語の体験者…体験談の投稿者ということになるのでしょうね、とにかくそういった人が番組に登場します。
これには結構驚きました。
日本の場合は証言者本人は匿名ですし、顔出しもしませんよね。
出てきても顔にはモザイクがかかり、声はボイスチェンジャーで変えられます。
もちろんこれはことが心霊現象という、科学では割り切れない、また認められてもいないという超常現象を扱っているため、下手に顔出しなんかをしたらあいつはキチガイだというレッテルを貼られてしまうからです。
言ってみれば経験者のプライバシーを守るためなわけですが、これに対してこのアメリカの番組では、ドラマの合間に体験者本人が顔出しで登場して自ら体験を語るのです。
先にも書きましたがこれは日米のお国柄の違いというやつですし、どちらがいいとか悪いとか言うべきことでもないでしょうが、いずれにしろ、この顔出し出演が番組の超常的な内容に一種のリアリティや信憑性みたいな効果を与えているのは確かです。
プライバシー保護に関しては日本なんかに比較しても遥かに厳しい考えを持っている米国においては、体験者が顔出しで語るということ=話が本物だという責任を持つと宣言している、ということを指していると思います。
万が一嘘であったとこが後でバレたら、その人は周囲に顔が知られている以上かなりのバッシングにさらされることは目に見えていますし、誹謗中傷を受けるわけですからね。

そして再現ドラマも実に「真面目」な作り方をしています。
「あなたの知らない世界」はそうでもなかったですが、「ほん怖」なんかは、怪奇現象を語ろうとする以前の問題として、出演番組や映画の宣伝を狙ってタレントを役者に起用したり、視聴者をどういう風にドッキリさせてやろうかというスタッフの目論見があるので、再現ドラマに露骨なCMや下らないギャグが入ったり、筋書きにや人物の行動に整合性が無かったりと、どうしても白々しく、突っ込みどころが満載な内容となりがちです。
まあ、視聴者の方でも、好きなタレントさんを見て悦に入ったり、お化けがバァーと出てきたのを見てキャッ!とびっくりできればいいや、という感覚で見ているわけですから、それが間違いだと言うわけではありません。
しかし同じ再現ドラマでも、この「怪奇現象の研究」にはそれが一切ありません。
この番組では、あくまでも体験談に沿って一切のケレン味を廃して再現ドラマを構築し、証言者の奇怪な経験を視聴者へ視覚的に見せようと努力している。
このスタッフの真摯な姿勢が、物語に静かな恐怖や真実味を生んでいるのです。
それにドラマにも、有名な俳優とかタレントは一切出ておらず、出ているのは多分向こうでもそれほど有名ではない、けれども結構実力のある役者ばかりです。
そこがまた地味な絵柄ながらもリアルな雰囲気を生んでいて良いのですよね。

まあ、日米どちらの番組の作り方が正しいのかということはもちろん言えませんが、個人的にどちらが好きかといえば、断然に米国の方です。
日本でもこういう感じの心霊番組が作られないものだろうかと思います。
まあ、作ったところで視聴率は取れなさそうなのでw、BSとかの方でもいいからなにかやってくれませんかねえ。




恐怖夜噺「おれンち」5(完)

久しぶりの続編です。
書きあぐねている間にお盆の怪奇シーズン(何だそりゃ)を大分過ぎましたし、書き始めてからいい加減1ヶ月になってしまいますので、そろそろ終わらせることにしましょう。
皆さんお付き合いありがとうございました。

先日は貞子みたいな女が部屋に入ってきたという話をしたが、供する話はそれに匹敵するほど、おれにとっては強烈な体験だ。
事件が起きたのはある夏のことだ。
盛岡では毎年8月の頭にさんさ踊りという大きな祭りが開催される。
その祭りに合わせて、長野で住職をしている伯父が家族を連れて遊びに来たことがあった。
さんさ踊りは夕方に始まるので、昼間は市内の観光へ使うことにして、おれの母親と伯父家族が街へ出て行った。
そのとき、おれはなんでか一緒には行かず、夕方一緒に食事を摂るという約束だけをして、夜の8時だったかに飲食店で待ち合わせることにして、ひとり家に残っていた。
その日も大変暑い日で、家の中でうだっていたが(クーラーの吹き出し口から凄い水漏れがしてほとんど使えない状態だったのだ。余談ながら、これは排水ホースにゴミが詰まるとなるそうだ。皆さんも掃除はマメにしましょう)、あまりに暑くて汗だくになってしまったため、シャワーをかぶろうと思い、二階の自室から一階の風呂場へ行った。
風呂場でシャワーをかぶってさっぱりし、まだ時間にはかなり余裕があったため、冷蔵庫から缶ビールなんぞ取り出して自室へ戻った。

異変が起きたのは、階段を登り始めてからだった。
その当時住んでいた家はとにかく広かったし、天井が高かったので、階段が急傾斜しないようにL字型に曲がっていて、一階と二階の中間地点、つまりL字の結合部分が踊り場になっていた。
その踊場まで上がったとき、階段の下から、おれのあとを駆け上がってくるように、ダダダダダッと足音がしたのだ。
本当に出し抜けのことで、おれは飛び上がるほど驚いて、手にしていたビール缶を落としてしまった。
今思い出しても、こればかりは鳥肌が立つほどだ。
もちろん、後ろを振り返っても誰もないない。
また出たか、と思ったら、踊り場へ立つおれの側を、何かがスッとすり抜けていく気配が、ありありとした。
狭い階段だったので左右は壁だし、人が二人すれ違えるほどの幅なんてもちろんなのだが、なんていうのかな…冷気みたいなものがソーっと通り抜けていった感じだ。
もう心臓がドキドキしてたまらず、さっさと部屋へ逃げ込もうと思ってビール缶を拾い、階段を上り始めようと踊り場から二階の方へ目を上げたとき、再びおれは本当に心臓が止まるかと思ったほど驚いてしまった。

二階の、階段の上がり口のところに、女が立っていた。

しかも脚だけの。


白い素足が、にゅっと二本立っているのだ。
こちらへ膝を向けて、脚はやや開き加減のようだった。
膝から上はない、というか見えない。
そんな状態でどうして「女の脚」だと思ったのか…それは自分でもわからない。
ただ間違いなく、女の脚だと感じたのだ。
この時になってようやく、左腕の幽霊センサー(前回参照)が働き始め、ついで全身に鳥肌が立った。
おれは思わずたじろいで腰砕けとなり、階段の手すりにしがみついてしまった。
そうしているうちに、脚は消えてしまった。
幽霊の消え方は何かに遮蔽された一瞬に消えることが多いようだと以前書いたけれども、その時ばかりは「パッ」と消えた。
本当におれの見ている前で、テレビのスイッチを消したみたいに消えた。

貞子が部屋に入ってきた時や、軍人の霊魂を見た時ですら大した恐怖感は感じなかったのだが(それよりも不思議だなという気分のほうが強かった)、この時ばかりは本当にショックだった。
怖くてたまらなかった。
階段を上る気には、とてもならなかった。
しかし上らないと部屋に入れない。
しばらくどうしようかその場で考えたが、とても考えがまとまらなかったので、とりあえず一階へ戻りダイニングに避難(?)して、観光に出ている母親に電話をかけることにした。
電話をかけると、母親は本人が霊感あるくせに直接見たわけでもないから気楽なもので、ああ、そうですか出ましたか、みたいな感じで相手にしてくれない。
伯父なんて住職しているくせに幽霊とか一切信じない人間だから、あんた昼間から酔っ払っとるのかね?とか言い出す始末だ。
すごく惨めな気分で電話を切り、しばらくダイニングでジリジリしていたが、いい加減パンツ1丁だと身体も冷えてくる気がしたので(暑さとか全然感じなかったのだが、身体は汗をかいていた。多分それほど神経が興奮していたのだろうと思う)、意を決して二階の自室へ戻ることにした。
おそるおそる階段へ行ってみると、もうなんの怪しいこともない。
なんとなくホッとしたが、やはりこの後何が起こるのかわからないので、一気に階段を走り登って部屋へ入り、バタンと扉を閉めた。
その後はとても一人で家にいる気になれなかったので、着替えをして外へ出て、待ち合わせの時間になるまで本屋へ行って立ち読みをしていた。
合流した後で、ああだこうだと尋ねられたがとても詳しく話す気も起こらないので、酒ばかり飲んでいて、その夜はかなり酩酊してしまった。

これが、おそらくその幽霊屋敷に住んでいた中で一番大きなショックを受けた経験だったろうと思う。
その後のことはいろいろ差し障りがあるので詳しくかかないが、ある時期、やたらと巫女さんであるとか、霊能力者であるとか、尼さんであるとか、そういう霊感を持っている人が家に訪ねてくるようになったという(本当に何の前触れもなく来た時もあるし、知人の紹介で来たこともある)奇妙な時期を迎えることになった。
無論その人達は、横のつながりがあったのではないまったく無関係な人が多かったが、皆口を揃えて言ったことがある。

「この家には霊道が通っており、その霊道が二階の(親父が寝ていた)寝室に通っている。霊感がある人はそこで霊魂を見ることがあるだろうし、霊感がない人でもそこで寝ていると体調を崩したり、夢にうなされることがあるはずだ」

「この座敷には(おれがその人達を接待していた場所で、以前人の話し声を聞いたりした場所)二人の霊魂がいるのが見える。1人は80歳位の背中の曲がった老婆で、座敷の真ん中に座っている。この霊魂は悪いものではないが、問題はもう一人の方だ。それは若い女で、髪が長くて白い服を着ている。これはあまり良くない霊魂だ。こちらは普段座敷にはいない。この家の裏庭にある物置の中に住んでいる。この女は家の方に入りたがっているが、座敷にこの老婆がいるので入って来られない。老婆の霊魂が何かのおりにいなくなることがあるが、その時に家の中に入ってくる。この老婆と女の霊魂に直接の血のつながりのようなものはないが、なにかしらの関係はあるはずだ」

「あなたには金色の毛をした狐が憑いているが、あなた自身の中にはお地蔵がさんがいる。そのお地蔵さんが、狐が完全に取り付くのを防いでくれている。そのお地蔵様のためにも、狐を祓い落とすことが肝要である(と行って、狐を落とすまじないというか儀式みたいなものを教えてくれた)」

だいたいそういう内容だった。
流石におれの中にお地蔵さんがいるとか金毛の狐が憑いてるとか言われた時は驚いたが、来た人たちが異口同音に同じことを言うので、きっと事実だったんだろう。
その後のことは、色々と面倒くさい事情も関わってくるから話すのは控えよう。
けれども、結局最後はおれたち一家はその家を引っ越すことになった。
前回も書いたのだが、その家に住んでいた1数年間、まったく不思議なことばかりが起こった。
あの家は本当に幽霊屋敷だったんだろうなぁといまだに思う。
そして今、その家には新しい住人が住んで生活しているはずである。
所用があり、時々近くを自動車で走ることがあるのだが、その家を見るたびに、今もあの家では怪奇な現象が起こっているのだろうかと、ふと考えることもある。
機会があれば、原住民の方といろいろと話をしてみたい…なんて思う部分もあったりするが、まあいらぬお世話というやつだろう。
現住人の方のご多幸を取ってつけたように祈りつつw、筆を置くことにする。

ご精読ありがとうございました。

恐怖夜噺「おれンち」4

ついに今日からお盆ですね。
霊魂が帰ってくるという日です。
でも今日は仕事でした…明日も仕事ですw
古物商はいつ仕事が入るのかわからないのが大変ですが、そこが逆に面白いところでもあります。

さて、この話も4回目です。
まだ少しの間続きますのでよろしくお付き合い下さい。
飽きてきたら、時々別な記事を織り交ぜつつ進めていきたいと思います。

件の幽霊屋敷で過ごした10余年の間、かなりの回数心霊現象の当事者となったわけだが、何度も繰り返すようだけれども、テレビの心霊怪奇番組で見るような劇的な体験というのは少なかった。
それでもまったく体験していないというわけではない。
その話を、今夜はしようと思う。

これは時期は忘れてしまったのだが、おれの部屋で起きた話だ。
その夜おれが寝ていると、夜中にふっと目が覚めた。
窓ガラスに引いたカーテンが薄明るくなっていたので、きっと明け方だったんだろうと思う。
もともとおれは眠りが浅い方で、いつも夢ばかりよく見るのだが、その日はなんとなく目が覚めてしまったのだった。
ところが体が動かない。
動かないというか、正確には動くんだけれども、動かしづらいといった感じだった。
そして妙に胸苦しいのだ。
噂に聞く金縛りというやつはこれかと感じ(おれはそれまで明確な金縛りというものには遭ったことがなかった)、確か金縛りというやつは脳みそは覚醒しているが体が寝ている状態の時に起こるとか聞いていたので、もう一度寝れば治るだろうとか思っていた。それで目を閉じようとした時に、例の左腕がビリビリ言い始めた。
ははあ、なにか出るところかなと思っていると、足元の方にある部屋のドアがキーといや~な音を立てて開き始め、その隙間から女が入ってきた。

それが長い髪、白いワンピースというステロタイプの女で、「リング」の貞子に笑えるほどそっくりだった。
顔の前に髪がバサッとかかっていて、表情は見えないが、なんかスタイルがいいし、美人なような気がした(あくまでも、そういう気がしただけですが)。
その女がこちらへ近づいてきたわけだが、その近づき方というのは、歩いてくるというのではなく、床の上をス~と滑るようにして近づいてくる。
正直、幽霊はあまり怖くなかったが、その歩き方(?)のほうがよほど怖かった。
そして女はおれのベッドの枕元に立ち、ぼんやりこちらを見下ろしている様子。
おれはベッドに横になってお動けないままだから、女をすっと俯瞰で見ていたのだが、やはりおっぱいがでかいのだw
そのとき、ははあ、これは巨乳好きでは人後に落ちぬおれの幻か夢か何かであろうとぴんときた。
これは夢なのだから、目が覚めれば消えるなと思って目をつぶって10くらい数えてみてまた目を開けてみたんだが、消えない(今考えてみるとちょっとおかしな考えかとは思うんだが、そうすれば目がさめるのだと何故か信じていた)。
あらら、これは本物かと思ったら、女の白い腕がスーッと上がり、首を絞められた!
…のではなくて、よくわからないのだがおれの顔をぺたぺた触ってくるのだ。
冷たく、じっとり汗ばんでいるみたいな湿った手で、その感覚がハッキリわかる。
それは未だに覚えているほどだ。
もしかしたらこの幽霊は、目が見えないんじゃないかと感じた。
その手が次第にしたの方に下がってくるので、ああ、もしかしたらエッチな事をされるんじゃないかと期待していたんだがw(幽霊に強姦されたというケースは割と多いらしい)、手が折れの胸元まで下がってきたかと思ったら、そのまま圧迫してきた。
首を絞めるとかではなくて、グイグイ押し付けてくる感じ。
もう苦しいったらない。
ああ苦しい苦しい、やめろやめろと声を上げて腕を振り回そうとしたら、意外にもすっと腕が動いて幽霊に当たった。
その瞬間に幽霊は消えていた。

そこでガバっと起き上がったわけだが、幽霊は雲か霞か、跡形も無い。
前々回で幽霊はワンクッションおいて消えたと書いたが、これは本当にパッと消えちゃった。
多分、覚醒と眠りの間でもうろうとしていたおれの意識が(こういう状態のとき一番幽霊を見やすいとか、つのだじろうの漫画に描いてあった)ハッキリ目覚めたということなのだろうが、流石にいい気はしない。
急いでカーテンと窓を開け、外の空気を取り入れるとともに部屋を出て、仏間に行ってお経を読んでいた。
そうしているところに親が起きてきて、こんな早くから何をしているのかと尋ねられたわけなのだが、しばらく自分の部屋に戻るのも嫌だった。

これが今まで一番「それらしい」体験だっかなあ…。
もっともそれ以降、ここまでハッキリと「いかにもそれらしい」女の霊魂を見たことはない。
…ただし、もしかしてこの霊と同じものではないか?と思った経験はある。
それはまた明日あたりの日記に記してみたいと思う。

(つづく)

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新田佳奈

Author:新田佳奈
ハンドルネーム:BAD
別名「新田佳奈」。
「にったかな」、ではなく「しんだかな」と読んでください。
岩手県盛岡市在住。

一次創作でイラストや小説を作っています。
最近はIllusionのHゲーム「ハニーセレクト」でキャラクターを作ったり、スクリーンショットを撮って遊ぶことが多いです。
ただし大したものは撮れませんが…(^^;)。

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