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Re:BAD TASTE♥

管理人が気ままに綴っていくお気楽ブログ。閑古鳥の巣。

古物商許可申請3

古物商許可申請に必要な書類「プロバイダーにおけるドメインの割り当て証明書」を揃えるため、本日、某「R」レンタルサーバーと利用契約を結びました。
差し障りがあると困るので、名前は伏せておきますw

色々調べてみると、無料で借りられるレンタルサーバーは商用には向かず(やはり広告が入るので)、また書類申請に必要である「ドメインの割り当て通知書」も発行してもらえないことが多いのだそうで、ここはお金が多少かかっても、ちゃんと割当通知をくれるところを選んだほうがいいだろうと思ったわけです。

また、将来的にネットショップのような形でモノを販売したいと思っているので、覚えてもらいやすいように独自ドメインが使用出来るところがいいかな…とも思いまして、ドメインの使用料がなるべく安く済みそうなところがよろしい。
その上使用料は安く、高機能で…と上を見ればキリがないですが、そんな都合のいいサーバーがあるとも思えませんでしたがw、とにかく探してみようといろいろなレンタルサーバーのサイトを見て歩きました。

ほんとうは、自分が現在絶賛更新停止中のサイトで場所を借りている某Sインターネットでサーバーのディレクトリを2つに分け、独自ドメインを取得した上で、ひとつのスペースを2つのサイトで使いわけることにしよう…と思ったのですが、いざ手続きを進めようと思ってみたら、なんとそこはドメイン使用料がかなり高かったのです(^^;)。
正直言いますと「ドメイン」なんてものはURLと同じでインターネット上の住所みたいなものだろうと思っていましたから(そんなに間違ってはいないと思いますが)、その住所がこんなに高いものとは想像もしていなかったので、椅子から転げ落ちそうになるくらいたまげました。
いずれ、一年で3千円近くも使用料を払い、そのうえそれにサーバー使用料も加算されるわけですから(大体6千円くらい)、これではたまりません。
同じお金を払うのなら、少しでも安いところにするべきだと判断して、諦めました。
サービスはそれなりだし、何よりも規制が殆ど無いサーバーなので何を書いても文句はこないという自由な風潮が大変好感触なのですが、やはり出費は抑えたい。
Sインターネットの方、許されよ…。

それであちこち調べてみて、結局たどり着いたのが今回契約した某Rサーバーでした。
月額約100円ほどと賃貸料も格安だし、ドメインも1個950円からということでまあ手頃なお値段、そして古物商申請の書類の相談をしたところ、驚いたことにたちどころに返信が来て、
「割り当て証明書はもちろん発行可能で、最初の1回は無料でご送付致しますので、ご安心下さい」
という嬉しい返事が。
その後も書類のことについて2回ほどメールを入れたのですが、いずれも返信は12時間以内という素早さです。
これまで、この手のお客様相談窓口などに何度かメールをしたことがあるのですが、返信が1週間後だったり、酷いのになると返事が来なかったり…といった経験がありましたので、この素早いレスポンスには感激を覚えました。
しかも契約料は少し上がりますが、ショッピングカート機能も追加できるというので、ネットショップを開業する予定があるならちょうどいいかと感じ、ここと契約をすることにしました。

ただ、単純な僕は
「月100円ちょっとなら1年で1200円くらいか…安いなあ」
とか勝手に考えていたんですが、なんと「初期費」とか言うのが最初の契約にはかかるのですね(^^;)。
結局12ヶ月間契約でそれを含めて3000円ほど払うことになりました…。
ドメインも使っているので、+950円で約4千円です。
今の段階でこれは結構財布に響きますが、それでもこれは必要なことなので、いわば必要経費。仕方のない事です。
そして、サーバーから貰ったURLを独自ドメインに変更するやり方が、相当めんどくさいです(^^;)。
僕がドメインを買ったのは契約したRサーバーと姉妹的なホニャララドメインというところなんですが、この2つのサイトを互いに行ったり来たりしないといけないので、正直言いますとかなりイライラし(気短すぎだろ、おれw)、混乱します。
ただ、その手順を詳細に解説してくれる親切なユーザーマニュアルがRサーバーのサイトに用意されていたので、なんとか変更することは出来ました。
まあ、慣れた人なら簡単に終えることができるのかもしれませんが。

契約を終え、問い合わせメッセージでその旨を告げ、割り当て通知書の請求を行ったところ、やはり数時間で返事が来まして、
「全て了解致しましたので、通知書を後ほどご発送致します」
とのことでした。
やはり対応が素早いというのは利用者として気持ちがいいし、先方に対しても信頼感を抱きます。
この辺りの対応などは僕も大いに見習って、今後に生かして行きたいところですね。

この割り当て通知書が届く頃までにはこちらの方でも住民票などの書類を揃え、申請に行きたいと思っています。
まだ道程は長いですが、がんばります。

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古物商許可申請2

前回の続きになります。

さて、警察への架電後、約束の時間少し前に東署へ向かいます。
最初は付近のコインパーキングに車を入れなければならないかと思っていたのですが、実際に行ってみると(警察署なんて実際に行ってみたのは初めてだったのです。なにしろ悪いことなんてしてませんからねw)署の裏に15、6台ほどの駐車場が設けられていることに気が付き、ここに停めてもいいのかなと思って駐車してしまいました。
いささかの緊張を感じつつ正面玄関を入るとホールになっていて、そこに実に寒そうな受付があったので来意を告げると、やはり実に寒そうな感じの受付嬢に(マスクをしてものすごい厚着だったw)入所記録に記名するようにと言われます。
やはり怪しい人間を出入りできないようにするためでしょうか、きちんと来訪者のチェックをしているようです。考えてみれば警察署なので当たり前でしょうが、その時は結構驚きました。
記帳が済むと入所許可バッジを渡され、帰りに返却するように言われます。それから生活安全課のある4階へ。
ビルの作りはすこぶる単純な作りなのですが、扉に「生活安全課」と課名が書かれていなかったので、どの扉を開けていいのかわからず、ちょっと戸惑いました。

ようやく生活安全課を見つけて入室すると(意外に狭くてごちゃついた部屋でした)、電話に出た担当者と思しき若い女性がすぐに出て来ました。
オカッパ頭に黒いタートルネックのセーターを着た若い女性で、年は30歳前後でしょうか。美人とは言わないまでもなかなか可愛らしい顔立ちでしたが、口を開いたらものすごい乱杭歯で(^^;)、いささか気の毒になりました。
勧められて入り口すぐにあるパイプテーブルとパイプ椅子に腰掛けると、女性は書類をすでに用意してくれており、すぐさま説明が始まりました。

申請に必要となる書類は

1:古物商許可申請書
2:経歴書(過去5年の職歴を記した履歴書)
3:住民票
4:身分証明書
5:登記されていないことの証明書
6:誓約書
7:管理者の2~5の書類
8:管理者用誓約書
9:営業及び営業所の実態について担保する書類
10:収入証紙19000円分

…となかなかの多さです。
しかもこれを正副二部ずつ揃えなくてはいけません。
尤も、収入証紙はひとつで構わないし、副本は正本のコピーで良いというお話でした。ただし、ハンコはちゃんと朱肉を使ったものでなければダメだとのことでした(ハンコはコピーではダメ)。
なので、書類をコピーする際にはハンコをつかず、コピーしたあとにまとめて押すといいとのことでした。
僕は個人事業になるので管理者も兼ねることになるため(インターネット営業だと、パソコンが置かれている場所が「事業所」になるそうです)、7番はいらないという話…だと思っていたのですが、やはり話を聞いているときは初めて警察署に来たという感慨で意外にテンパっていたのか、その辺りの記憶が非常にあやふやです(^^;)。
管理者用の誓約書も書いてくださいと言われたことははっきり覚えているので、もしかしたら7番も必要だった…かもしれないなあと今更不安になっていますw
まあ住民票やら何やらは1通あれば足りるでしょうから、問題は2の経歴書でしょうか?
…その辺りは、あとで電話をして確かめておきたいと思います。

この内、住民票は略式のものではなくちゃんと本籍地が記載されたもの、身分証明書は運転免許証とかではダメで、本籍がある役場が発行する正式のものを取得する必用があるそうです。
また、「登記されていないことの証明書」というのは、申請者が社会的な後見人を必要とするような障害を持つ人間でないことを証明するもので、地方法務局で貰うようにと言われました。
東署の道路を挟んだ向かい側が盛岡市役所なのでその気になれば住民票と身分証明書はすぐ手に入りますが、登記されていないことの証明書は駅裏に出来た新しい合同庁舎に入っている法務局まで行かないといけません。
あそこ付近のコインパーキングは料金が割高なので本当は行きたくないのですが(そして車を使わなければ行けない距離にある)、仕方がないですね。
取りに行くついでに、盛岡駅で冷麺でも食べて帰ってくることにしましょうか。

そして全ての書類の記載は、略式ではなくて正式に書くこと、とのこと。
つまり、
「◎☓町1-2-34」
とか書くのはNGで、
「◎☓町1丁目2番34号」
と書かなくてはいけないのだそうです。
住民票の書式がそうなわけですが、それをちゃんと踏襲して書くようにということなのでしょう。ですから、住民票などの書類をひと通り集めた後で、すべての書類を書き始めたほうがいいということでした。
この辺りは間違えやすいかもしれませんので、気をつけないといけませんね。

それらの説明を受けた後、
「BADさんはどこで古物商を営業されるおつもりでしょうか?」
と尋ねられたので、
「いや、僕はインターネットのオークションと、ネットショップを作ってそこでやりたいと思っています」
と答えると、
「それではプロバイダーからホームページを所有しているという証明書をもらって下さい」
と言います。
結局架空の場所では管理上困るので、ちゃんとここで商売をしますよ(もしくはしていますよ)という証拠を見せてくれということなのですね。
しかしそんな証明書を出してくれるプロバイダーはあるのかしら?
その前に、まずはどこで古物商用のHPを作るのか、そのあたりから考えなくてはいけない…本当は許可が降りてからゆっくり考えるつもりだったのですが、どうやら書類を提出する前に、そのあたりの手続きも終えて置かなければいけないようですね。
うーん、色々なところを見てレンタルする場所を検討しよう。

それと、収入証紙ですが、
「この警察署の一階の交通課とか、合同庁舎で売っていますので、それを購入してこの台紙に貼りつけてください」
とのことなので、
「でしたら登記されていないことの証明書を貰いに行ったついでに、その証書も買ってくると早いですね」
と答えたところ、婦警さんは非常に困った顔をして、
「いやぁ…それでもいいのですが、書類を提出する際にここの交通課で購入して、そのままここに来てもらったほうが…」
と言いましたw
やはり警察の収入になるからでしょうか?w

その後は、書類を作成して提出しに来る際も事前にアポイントを入れてもらえると助かります、ということをいわれ、説明は終わりです。
それから挨拶をして別れ、警察署を出て夕飯の買い物をした後帰路につきました。
最初から簡単に済むものではないだろうと思っていましたが、改めてみるとやることはやはり結構あるし、書類を集めるのがあっちに行ったりこっちに行ったりしなければならないのでなかなかめんどくさそうですね(^^;)。
最大の問題はプロバイダー…というかレンタルサーバーかな、それをどこにするかということですね。
まず色々なところを比較検討してそれを決めなくては…。

しかし面倒なことではあっても結局は自分のやりたいことをやるためですから、気力を萎えさせることなく作業に移りたいと思います。
がんばります。



古物商許可申請1

今から約30日ほど前、年頭所新をこの日記に書いたわけですが、その中で「なるべく早いサイトのリニューアルを行う」と「古物商許可を取得する」ということを書きました。
サイトの方は残念ながらというべきかそれともやはりというべきか間に合いませんでしたが(^^;)、古物商の方は関連サイトや許可申請が通った後のことやその後の具体的な計画などを様々に立ててはいたものの、いつまでも頭のなかで考えているだけでは仕方ない、具体的に動かないとどうにもならないことを感じ、先のことはひとまず置いておき、とにかく動いてみるべきだと行動を開始しました。

そんなわけですからこの先段階を追って古物商の許可申請を行なっていくことになるわけですが、こういったことにご興味のある方もおられましょうし、何か参考になることもあるかもしれませんので(そして、ブログのネタにもなりますしね…w)、自分の備忘録的な意味でも、ドキュメンタリーとしてどういうことをやっていくのか、その顛末を手続きを進めるたびに順を追ってご報告して行きたいと思います。


まず今日はその第一段階となる行動…警察署に書類を貰いに行って参りました。

ここで、…なんで古物商で警察署なの?とお思われる方もおられると思いますが、「古物販売業者」の管轄は警察の生活安全課という部署が行なっているのです。
これは泥棒が盗んできた品物を古物商に売りさばいてお金に替えたり、古物商の中にも盗品と知っていて購入したものを転売してお金を儲ける「故買屋」といわれる人たちがいるので、それらを取り締まり、監視するため…という意味で、警察が管轄しているということのようですね。
すなわちすべての古物商やリサイクルショップは警察の監視・管理の下に置かれていて、明らかに盗品だとわかるものを売りに来た人がいたり、実際にそうしたものを購入してしまった時には、警察に届け出る義務を負っているわけです。

ちなみにここでいう「古物」という言葉のくくりは、一度人の手に渡ったもの「中古品」ということでいいと思います。
その中古品を所有者本人がオークションやらネットショップやらに出して売却するのは別に許可はいらないのですが、他所の人から古物を買い取って販売するとなると、古物商許可が必要になってくるのですね。

そんな訳で、古物商申請の第一段階としては警察へ行かねばならないのですが、実は古物商許可申請に使用する書類は、インターネット上からでも簡単にダウンロード出来るのです。
古物商許可申請を扱ったサイトには、多くの場合そのダウンロードページのURLが参考用として載せられているのです。
しかし今回、どうして僕がそれを利用しないのかというと、じつはその参考用URL先(僕が見たのは神奈川県警とか警視庁のものでしたが)に掲載されている書式の書類とは、岩手県警に提出する書類の書式が違うからなのです。
古物商申請を行うのは、基本的に申請者が居住する地区を管轄する警察署になるわけですが、そこにはめんどくさいことにそれぞれ違う書式があるようなのです。
なので、警視庁や神奈川県警の書式で書いた書類を岩手県警に持って行っても、どうやら通らないらしいのです。
やはり、ここはちゃんと警察署へ行って貰って来るのが無難なようです。

そこでまずは警察署へ電話を入れます。
僕は大変恥ずかしいことに、警察署といえば110番というイメージが強かったのですが(^^;)、実際には各警察署へちゃんとした電話番号があるのですねw
よく考えると当たり前なんですけど、110番はあくまでも「緊急電話」の番号なんですね。
まあとにかく、僕が住んでいる地区の管轄である「岩手県警盛岡東警察署」に電話を入れてみます。
すぐに代表電話につながり、事情を話すと生活安全課につないでくれました。
生活安全課の電話に出たのは若い女性でした。どうやら婦警さんのようですね。
婦警さんと聞くと何やら興奮を覚える方も多いらしいですがw、ここはまじめに話をします。
架電の理由を述べると、
「平日の9時から5時まで時間帯なら大抵いるので、説明を聞きがてら書類を取りに来てください」
という意外にのんびりした返事が返って来ました。
古物商関連のサイトを散見すると、とても感じが悪い担当官で非常に腹立たしい対応をされたとか、やたら厳しい質問をされたとか書かれているところが多かったりするのですが、幸いなことに盛岡東警察の担当官はそういう方ではないようです。
ちょっと安心しました。
しかし、いつ来てもいいという話でも相手も忙しいでしょうし、ある火突然訪ねて行くわけにも行きません。
そこでアポイントをとっておくこととし、今日の午後2時くらいに行くから在室して欲しい旨を伝えると快諾されたので、電話を切りました。

…かなり長くなってしましましたね(^^;)。
あまり長くても皆さんが疲れるばかりですから、続きは明日にすることにしましょう。

創作小説「チンピラと猫」2

 真夜中、武志はこっそりと部屋を抜けだすと、納屋に行って灯油の入った瓶と新聞紙の束、それにマッチを持って復員兵の家に向かった。戦争が終わってもう随分になるが、このあたりにはまだ街灯が設置されていない。夜中ともなるとあたりは墨で塗りつぶしたような闇の中に沈み込む。そんな中を出歩く人間などいるはずもなく、武志は誰にも姿を見られずに復員兵の家までたどり着くことが出来た。足音を殺して家の裏手に回り、こっそり様子を窺ってみたが、家の中は物音一つしなかった。どうやらよく寝入っているようだ。武志はほくそ笑んだ。そのまま台所と思しき場所の外壁に新聞紙を積み上げて灯油を振りまき、マッチを擦った。
 黄燐の燃える臭いが武志の鼻を突くと同時に闇の中に赤い火花がぱっと散って、油を吸った新聞紙が勢い良く燃え始めた。それを見届けると武志は急いでその場を離れた。
 大分離れた場所に来てから振り返ってみると、遠くの山影を背にした復員兵の家が、暗闇の中に赤々と浮かび上がっていた。武志はくすくす笑った。あの様子じゃ丸焼けだな。クソオヤジめ、きっと今頃焼け出されて途方に暮れていることだろう。ざまあみやがれ。武志は清々しい気分で家に戻ると布団に潜り込み、ぐっすり眠った。
 翌日、武志が仲間たちと町へ出てみると、町中が大騒ぎになっていた。あの復員兵の家が全焼したからだ。仲間の一人が聞いてきた話によれば、あの男は逃げ遅れて焼け死んだという。ぐっすり眠り込んでいたので、気がついた時にはもう逃げ場がなかったらしい。あのオヤジ、くたばったのか。武志はちょっと意外に思ったが、だからといって別に後悔も憐憫も感じなかった。むしろ彼は自分たちの無法を咎め立てするものがいなくなったことに例えようのない喜びと開放感を感じ、腹の底から沸き上がってくる黒い笑いをこらえることができなかった。おれの町でおれに逆らえばこうなんるんだ。ざまあみろ。
 その夜、彼と仲間たちは馴染みの飲み屋で祝杯を上げた。

 それから2、3日した真夜中のことだった。自室でぐっすり眠り込んでいた武志はふと喉の渇きを覚え、目を覚ました。いま何時なんだろう。台所へ行って水を飲もうと、布団から這い出しかけた彼の動きが止まった。電気が消え、暗闇に包まれた部屋の中に何かの気配を感じたからだった。はじめは気のせいかとも思ったが、そうではなかった。明らかに武志以外の何者かがこの部屋の中にいる。そしてじっとこちらを窺っている、その気配をありありと感じた。
 ぎょっとして布団の上に半身を起こした武志の前で突然、何かがぎらりと光った。それは猫の目だった。一体どこから入り込んだのだろう、窓も扉も閉めきってあるというのに。武志は不思議に思いながらその姿を見極めようと暗闇に目を凝らしたが、次の瞬間あっと声を上げた。その猫は紛れもなく、あの三毛猫だった。焼け死んだ復員兵が飼っていた、あの痩せた雌猫なのだ。
 武志を突然激しい恐怖が襲った。たかが猫になぜ自分がここまでの恐怖を感じるのか不思議だったが、そう思ったところで恐怖のあぎとは彼をがっちりとくわえ込んだまま離そうとはしなかった。武志は混乱し、むちゃくちゃに手足を動かしてその場から逃げ出そうとしたが、まるで金縛りにでもあったように身体が動かなかった。声も出ない。大声で家族を呼ぼうとしても、喉からはかすれた、塩辛い空気が出てくるばかりでまともな声にならなかった。心臓が早鐘のように鳴り、全身に冷たい汗が噴き出してきた。
 三毛猫はそんな武志の姿をしばらくの間じっと見つめていたが、不意にその体に信じられないことが起こった。床に尻をついて座る三毛猫の輪郭が突然膨張し、いびつな形に歪みだし、明らかに猫とは異なるものの姿に形を変え始めたのだ。信じられない光景に武志の濁った目が皿のように剥き出された。身体が瘧(おこり)にでもかかったかのように激しく震え、呼吸することすらままならなかった。そんな武志を冷ややかな瞳で見つめながら、猫は不気味な変身を続けていった。
 ややあって、そこに姿を表したのは一人の女だった。それも若い、まだ少女といってもいい年頃の小柄な女だ。黒髪を首の後でおかっぱに切りそろえ、一糸まとわぬ素っ裸だった。身体は痩せぎすで、暗闇に白い肌がおぼろに浮かび上がっている。みぞおちから横腹、股間にかけて痛々しいアザと、目を覆いたくなるような酷い火傷が交差していた。あどけなさの濃い顔立ちは目が大きく鼻が小さく、猫によく似ていた。武志を凝視する2つの金色の瞳に、怒りと憎しみの炎が激しく燃え上がっていた。
 武志は笑っているのか泣いているのか自分でもよくわからない表情をしながら、声にならない声で何度も悲鳴を上げた。娘は足音もなくゆっくりとこちらへ近づいて来る。その右手に鈍い銀色に光る何かが握られていた。抜き身の短刀だということがすぐに解った。海軍士官が持っているあの短剣だった。それを見た武志を脳貧血で意識が霞むほどの強い恐怖が襲った。その短剣の持ち主・焼け死んだ復員兵の「警告」をありありと思い出したからだ。

「もし今度やってみろ、その時はその喉くびをこの短剣で掻き切ってくれるぞ!」

 武志はその場から逃げ出そうとして必死でもがいた。しかしどうあがいても彼の身体は動かなかった。虚しい努力を続けるうちに、化猫は彼のすぐ目の前まで迫ってきていた。彼女の顔はこれから主人の復讐を果たすのだという残酷で昏(くら)い、しかし荘厳で神聖な喜びに満ちていた。
 女が大きな鉤爪の生えた左手を伸ばし、武志の顔を正面から鷲掴みにした。まるで万力のような力で締めあげてくる。たちまち鋭い鉤爪が顔面に深く食い込み、真っ赤な血が流れ出した。 激しい痛みに武志が喘ぎ頭を大きくのけぞらせた時、化猫が素早く右手を一閃させた。
 ひんやりした感覚と鋭い痛みが喉に走ったあと、武志の首が破れ提灯のようにぱっくり口を空け、奇妙な角度で後ろに倒れこんだ。外気が喉の内側に流れ込み、代わりに熱くどろどろした液体がバケツを倒したような勢いで溢れだす。器官から呼気が漏れ、しゅうしゅうと音を立てているのが聞こえた。武志は叫ぼうとしたが、その声は口からあふれる金気臭い液体によってゴボゴボという嫌な音に変わっただけだった。武志は灼熱の苦痛のうちに自分の命がいま、消えることを悟った。

 翌朝、武志が起きてこないことを不審に思った家族が、布団の中で喉を真一文字に切り裂かれて死んでいる武志を発見した。部屋は一面の血の海で、床にはたくさんの猫の毛と足跡が残されていた。しかしそこに遺留物の主たる猫の姿はなく、無論短刀などどこにも見当たらないのだった。

(了)
 

創作小説「チンピラと猫」1

今日は取り立てて書くこともないので(^^;)、え~、某所で概出のためご存じの方には甚だ恐縮なのですが、まあこのブログにおけるある種の試みという意味でも、短い創作小説を今回と次回の2回にわたって掲載することにします。
ジャンルは怪奇小説?です。





怪奇万華鏡・1 「チンピラと猫」
作 新田佳奈

 武志(たけし)は手の付けられない不良だった。
 仲間と徒党を組んで街角にたむろし、誰彼かまわず因縁をつけては集団で暴力を振るった。未成年であるのに飲酒、喫煙は当たり前で、万引きも、かっぱらいもしたし、若い女を手篭めにもした。弱い者いじめも大好きで、意味もなく犬猫を傷つけたり、むしゃくしゃした時には子供や老人をいたぶって鬱憤晴らしをした。彼はいわゆるチンピラで、町の鼻つまみ者なのだ。
 町の者たちは当然のように彼を憎み、軽蔑し、嫌悪していたが、誰一人として武志に面と向かって文句を言ったり、暴行を静止したりするものはいなかった。なぜなら、武志の父親がこの町一番の金持ちで有力者だったからだ。
 武志の父は日本に帰化した外国人で、戦後すぐに闇市で一財産築いた人間だった。昨年から始まった朝鮮戦争による特需景気も彼の財産を倍増させる結果となった。その富の力は決して小さいものではなく、警察官ですら彼ら親子には気を使ったし、武志の悪事にも見て見ぬふりをした。そしてもっとも悪いことに、父親は武志を溺愛していた。武志が何をしでかそうが、全て金で尻拭いをした。そんな環境が武志をますます尊大にさせ、増長させていった。彼は思い上がり、この町は自分たちのものなのだと履き違えるほどになっていた。
 しかし武志にも苦手とする人間がたった一人だけいた。それは町外れの古い一軒家に住む復員兵だった。この復員兵は背が高く肩幅の広い、がっしりした体格の四十男で、旧海軍の元将校という噂だった。普段は自宅でたった一人静かな生活を送っていたが、元軍人だけに腕っ節は滅法強く、加えて理非善悪をわきまえ誰にでも意見をする一徹者としても知られていた。武志の父の威光など全く恐れぬ彼は、武志たちを度々怒鳴りつけ、説教をし、時には殴ったりもした。武志たちは度々この男をやり込めようとしたが、全て無駄だった。戦争で修羅場を経験してきた男の喧嘩の強さは、武志たち甘やかされたチンピラが何人束になろうと敵うものではなかったのだ。男は次第に町の人々から頼りにされ慕われるようになり、逆に武志はこの男に対して憎悪に近い感情を抱くようになった。この復員兵が町の人々と挨拶をし、談笑している姿を街角で見かけるだけで、武志はコソコソと逃げ出しながらも、激しい胸のむかつきに襲われるのだった

 ある日、武志が一人でこの復員兵の家の前を通りかかると、塀の前に一匹の猫が寝そべっているのが目に入った。それは雌の痩せた三毛猫で、復員兵の飼い猫だった。復員兵がこの猫を両手に抱いて、夕暮れの町をそぞろ歩いている姿を何度か見たことがある。猫はまるで若い娘が恋人の手に抱かれるような甘美な表情で、男の大きな腕の間に身を丸くして収まっていた。それを思い出した途端、武志の胸に言いようのない怒りが湧き上がった。武志は大儀そうな顔で横になる三毛猫に素早く近づくと、その身体を革靴の爪先で思い切り蹴りあげた。
 突然の襲撃に雌猫は凄まじい声で悲鳴を上げた。武志は容赦なく猫をもう一度蹴飛ばした。猫の体は大きく宙を舞って地面にもんどり打って落ち、彼女は哀れな声で鳴きながら苦しげに身悶えした。
 ざまあみやがれ。武志がニンマリとした時、後ろに人の気配がした。慌てて振り返った途端、顔に凄まじい衝撃を感じ、目から火花が飛んだ。いつの間にか家から出てきた復員兵が、武志の頬を思い切り殴ったのだった。大きく後ろにのけぞった武志の鼻から大量の鼻血が飛んだが、男はは容赦しなかった。武志が地面に倒れ込むまで、何度も鉄拳を振るった。

「この大馬鹿者!口も利けぬ畜生をいたぶるとは、性根の腐った奴!貴様、恥を知れ!」

 息も絶え絶えの武志を大喝し、男は武志のシャツの胸ぐらを掴んで引き立たせた。腫れ上がった瞼をようやく持ち上げた武志の目に、男が右手に握った物騒なものが飛び込んできた。それは旧海軍の士官が持っていた短刀だった。陽光に青い光を放つその抜き身の刃は、冴え冴えとして鋭利そのものに見えた。
 思わず武志は引きつった悲鳴を上げ、男の手から逃れようともがいた。このまま殺されるのではないかと思い、生まれて初めて骨の髄からの恐怖を感じた。男は恐怖と怯えに歪んだ武志の顔を見て、彼を後ろへ突き放した。力なく地面に尻餅をつく武志を冷ややかな目で見下ろし、男はゆっくりと短剣を和服の懐中にしまいこんだ。

「今日はこんなところで勘弁してやる。これに懲りて、もう二度とするな。もし今度やってみろ、その時はその喉くびをこの短剣で掻き切ってくれるぞ!」

 それから男はよろよろと立ち上がった雌猫を優しく抱き上げ、下駄を鳴らして家の中に消えていった。目前の恐怖が去った途端、代わりに憤怒、憎悪、そして屈辱の大波が武志を襲った。彼は怒りのあまり激しい目眩と震えを身体に感じながら、男の背中に憤怒に燃え上がる視線を注いだ。
 今日という今日はもう我慢できねえ。このクソオヤジ、どうするか見てろ。

(第二回につづく)

散々な一日

本日は今朝から大雪でした。

昨晩はやたら眠くて、午後10時くらいには布団に入って爆睡していたため、午前6時くらいには目が覚めてしまいました。
「長時間寝られない」というのも歳をとった証拠なのでしょうか。
仕方なく起きてみると障子がやたら明るいので、よもやと思って窓の外を覗けば相当の雪。
しかもまだ降り続いている状態です。

仕方なく外へ出て雪かきにかかります。
家族の中で一番若い僕が雪かきをしなければならないという暗黙のルールがあるためです。
一晩でかなり降ったらしく、車が雪に埋もれていました。
幸か不幸か気温がかなり低いので雪は乾燥したパウダースノーで軽かったので、雪かき自体は楽…かと思われたのですが、雪の下は先日までに積もった雪が溶けては凍り、溶けては凍り…の繰り返しを経てガチガチに強固の上ゴツゴツになった厚い氷になっているため、雪を雪かきベラでラッセルしようとするとその凸凹の氷にヘラの先端がガツガツとあたって、なかなかうまく押しやれないのです。
かと言って、ヘラを使って雪を掬い分けようとすると、かなりの手間がかかります。
何よりも疲れますしね。
それでもやらなければ終わらない、ヒイヒイ言いながら苦労して雪をかき終え、家に引き上げると時間はすでに午前7時少し前になっておりました。

それから数時間後、昼を過ぎたあたりに、母親がこの雪降りに外出するので車を出せと言い始めます。
何もこんな日に外出しなくても…とブツブツ言いながら外へ出ると、車の上には再び雪が積もっておりました。
それを払いのけ、今朝からの低音でカチンコチンに凍りついていた車のエンジンを掛けて温めます。
外出後、所用を済ませて帰宅すると、今度は車がスリップして駐車スペースに入らない(^^;)。
我が家の駐車スペースは路地から後ろ向きで車を入れる必用があるのですが、その路地から敷地内に繋がる部分は2メートルほどの長さの短い坂になっております。
その坂が完全に凍結してしまい、タイヤがスリップして、にっちもさっちも行きません。
たった2メートルの坂なのに、しかもそれほど長い坂でもないのにこの有様。
相当焦ったし、車もタイヤが焦げ付いたりしてかなり大騒ぎしたが、30分ほども悪戦苦闘した後、ようやく駐車することに成功しました。
この間も雪は降り続いております。
その雪の中、家から長さ2メートル、重さ10キロほどある金棒(鉄パイプとかではなく、本当に鉄の塊)を持ってきて、スリップの原因となっていると思われる、地面にへばりついた厚い氷をガッツンガッツン叩いて粉砕する作業にかかります。
ところがこの寒さで鉄棒は芯まで冷えきっており、毛糸の手袋をしていたのだけれどもあっという間に手指の感覚がなくなりました。
しかしこの作業を続けなくてはならないのです…。
どんな苦行だよ、と思いつつ作業を終えましたが、鉄の重さと気苦労(?)からクタクタに疲れてしまい、しかも手の麻痺感覚はその後数時間治りませんでした。

そしてさらに夕方ごろ、僕の部屋の先日分解掃除したばかりのヒーターがまたつかなくなりました。
症状は以前とすっかり同じ、さすがに買い替えを考えましたが、ヒーターの代替品がうちにはないため、買い直すにしてもその間の暖房をどうするのか、それが問題となりました。
1日2日寒い思いをするよりは今直したほうがいいと思い、再び分解掃除を決意。
幸い一度分解しているのでコツは覚えており、それほどの苦労はなく分解は完了。
しかし分解してみると、燃焼部分に黒い燃えカスやすすがびっしりと付着していました。
前回取りきれなかったホコリやゴミが燃え、それが煤になったものと思われます。そしてそれが点火部分に付着して点火しなかったのでしょう。
そこでそれを掃除機で吸い(前回は夜中だったので使えなかったのです)、ウェットティッシュで拭き浄める掃除を施して、再び組み直してみると、思った通り無事にまた燃えるようになりました。
しかも以前は不完全燃焼で赤い炎が燃えていたのですが、今回は概ね、青い炎が出るようになりました。
まあ、所詮は付け焼刃的な治療法で根本的な問題解決には程遠いのかもしれませんが、とりあえず動くので今のところはこれでよしとしておきましょう。

ようやく一段落してこの日記を書いているわけなのですが、いやぁ、きょうは全く散々な一日でした。
寒さに泣かされた日だったとも言えるわけで、もう寒さはいらないので早く春が来て欲しいと思う今日このごろです。

鼻節

鼻節というのを皆さんは御存知でしょうか。

早い話が、鼻の中に出来るおできですね。
鼻の中には鼻毛が生えている毛穴があるわけですが、その毛穴にバイキンやゴミが入り、炎症を起こして腫れるという理屈のようです。
僕はどうも、この鼻節ができやすい体質のようで、しょっちゅう痛い思いをしています。
いや、これかなり痛いのですよ。
鼻を動かしたり、鼻をかんだりするだけでももう飛び上がるくらいに痛いのです。
それが昨日から右の鼻に出来まして、いやはや痛くてたまらない。

先日、使用している石油ファンヒーターが壊れました。
動くのですけど、点火しないんですね。
石油臭い風が出て来るだけで、しばらくすると安全装置が働いて止まってしまう。
これは内部の点火装置が悪いのかと思い、インターネットで調べたところ、内部のなんとかいう部品を綺麗に掃除するだけで治るのだそうです。
盛岡は今が厳冬期なのでストーブがなければ真面目な話命に関わりますし、新しいヒーターを購入する余裕はちょっとない。
そこで僕もそのネットのサイト記事を参照しながら、ヒーターを分解して大掃除をすることにしました。

そして分解してみると、いやこれが絶句するほど汚いのです。
凄まじいホコリの山でした。
なるほどこれなら火も点かないだろう…というか、今までよくもまあ火事も出さずに使ってきたもんだと妙な感心をしてしまう始末。
そのホコリを綺麗に拭き取り、再び苦労してヒーターを組み上げ(当たり前かもしれませんが、組み立てるほうが分解するよりも大分手間と苦労がかかりました)、些か不安になりつつスイッチを押してみると、ちゃんと火がつきました。
いやはや、ホッとしたのなんの。
気がついたら夜中の1時…3時間半も作業をしていたのでした(^^;)。

苦労のかいあり、今のところ順調に作動しているストーブ。
これで問題はとりあえず解決だ…と思ったのですが、今度はヒーターではなく鼻に異常が。
どうやらその時のものすごいホコリがかなり鼻の中に入ったようで、それが原因となって今回の鼻節となったわけなのでした。
昨日よりは大分楽になりましたが、まだかなり痛いのです。

鼻節は早い話がおできと同じなので、熟れに熟れて弾けてくれると楽になるのですが…。
とりあえずマキロンを綿棒で塗っておきましたが、こんなもんで治るわけもなく…。
まだ少しの間は、悩まされそうですね(^^;)。

ドレイク・ルフト英雄論

またダンバインのネタですが。

ダンバインの物語の中で、敵役として描かれる「ドレイク・ルフト」について、少し思うところを述べたいと思います。

つねづね思うのですが、ドレイクって物語の中で「全ての元凶だ」とか「野望のせいでうんたらかんたら」とか散々に言われてやたら敵視されていますが、それって正しいでしょうか?
どうも僕にはそうは思えなかったりするんです。

ドレイクは優秀な政治家だし(少なくとも地方領主としては)、頭は切れるし、最期まであれだけの数の家来がついてきていたのだから人望もあったはず。
少なくとも「こいつに付いて行けば間違いない!」って思わせる力強いもの、言ってみればカリスマめいたものを持っていたのは確かです。
泰然自若として物事に動じず、常に冷静でいようとする彼の性格、スキンヘッドで意思の強そうな眉、眼光鋭くへの字に結んだ凛々しい口元…そのルックスにも威厳があります。
まああの顔は43歳にしては些か老けているとは思いますがw

地方の一領主にすぎなかったドレイクが、暗愚な主君フラオン・エルフに対して反乱を企て一国一城の主に、そしてそれを契機として世界の覇者に…と考えたとしても、それは日本や中国の戦国時代にはよくある考えですし、ましてやそれが下克上として容認されていましたから、ものの価値観が地上とは異なる異世界といえども「戦乱が続いている」という前提のあるバイストン・ウェルの「コモン界」においては、そのあたりの思想には似たようなものがあったはずです。
つまりドレイクを極悪人、人非人として非難するのは、「モラル」や「感情」としては正しいのかもしれませんが、「道理」ではないのではないでしょうか?
言ってみればドレイクは織田信長や曹操孟徳…とまでは行かないかも知れませんが、少なくとも斎藤道三とか北条早雲、あるいは誰だろう、劉備とはちょっと違うかな、それでもああいう「風雲児」といわれるようなタイプの人物であるのは確かでしょう。
ですので、僕はどうにも彼を「悪人」と考えることが出来ないのですよ。

ドレイクの世界征服の野望をショウやマーベル、あるいはシーラ王女やエレ様はことさらに非難するけれども、ドレイクはおそらくバイストン・ウェルを統一した後こそが本当に大変なことだという覚悟というか自覚は持っていたと思います。
多分、彼はバイストン・ウェルの戦乱を自分の手で鎮め、自分が理想とする「平和国家の建設」に挑戦してみたかったんではないのかと思うのです。
そして自分にはそれだけの力量があると堅く信じていたことでしょう。
ドレイクのアの国の後背にケムの国とハウの国というかなり大きな国家が2つあります。
この国をドレイクはなぜか全く気にしていませんでした。それはこの2つの国がそれほどの戦力を持たない貧しい国家であったということなのでしょうが、それと同時にもしかしたらこのふたつの国とはすでに意を通じており、ケムの国とハウの国の国王はドレイクの理想に共鳴して、密かに協定…おそらく不可侵条約のようなものを結んでいたのではないでしょうか?
世間体などもあっておおっぴらには協力できないけれども、こっそり軍事物資や援兵の補充、その見返りとしてオーラマシンの開発技術供与なども受けていたかもしれない(そんなことを考えると楽しくないですか?w)。

ドレイクがオーラマシンを量産したのも、権謀術策を弄し、時には汚い手段を使うことも、理想的な国家を作り上げるという大事を成し遂げようとするのならやむをえないわけで、それはあくまでも手段にすぎず、彼の目的はもっと高いところにあったように思います。
尤もその「理想」の側杖を食う形で潰されたミの国やピネガン王はいい迷惑でしょうが…(さすがエレ様の父上、ピネガン王は「いい人」だったのだ…)。
こういったドレイクのやり口はいわば「大人の事情」であって、今の世の中にもこういう極端な手段ではないにせよ、しょっちゅう行われていることはおそらくみなさんもご存知のことと思います。
それをマーベルやショウは「卑劣だ」とか言って避難するわけですが、誤解を恐れずに言うなら、それは所詮「青臭い理想論」「キレイ事」であり(彼らの年齢設定は20歳前後の若者ですしね)、また「オーラマシンを量産したからこんな戦争が起きたのだ」とか言って責めるシーラ王女の言うことは、彼女自身もグラン・ガランという強力無比なオーラシップに乗って多数のオーラバトラーを従えているんだから、説得力はゼロでしょう。

余談ですが、シーラ王女が女王として治めるナの国がバイストン・ウェルで最も大きく、古い歴史を持つ国だという辺りが見逃せません。これを考えると、シーラ王女は自分や国家の権威や体面や歴史を守るために新興勢力のドレイクと戦っていると見ることもできるわけです。
つまりシーラ王女=保守勢力、ドレイク=改革勢力ですね。
大体、ショウには「聖戦士としての自覚が足りない」とか相当きついことを言いたい放題に言っておきながら、自分ではバイストン・ウェルの戦乱を鎮めようともせず、のうのうとナの国だけを治めてきたシーラ王女は一体何なんですかね。
彼女がもし、戦争を収めたいとか言ってバイストン・ウェル統一の軍勢を起こしたとしたら、ドレイクのように「悪」とはされず、きっと「救世主」「革命の美姫」という見方をされていたのではないでしょうかね(たとえやることはドレイクと同じでも)。
この辺りは言ってみれば美少女キャラの特権で、眼光鋭い中年のおっさんよりも、うら若き美少女王が革命の旗頭となって活躍するほうが絵にはなりますしイメージもいいでしょうがw
まあ、こういうものの見方をしてみると、どちらが正義か悪かわからなくなるので、このような妄想が入る余地が増え、甚だ面白いのですが。

さてそんな彼らの言葉を聞いてドレイク・ルフトは、おそらく「青二才や小娘どもが知ったような口を叩くものよな…」と苦笑と嘲笑の入り混じった表情を浮かべつつ、小声でつぶやいたことでしょう。
尤も、ニーやエレ様は肉親をドレイクに殺されているわけですから、ドレイクを憎むのも無理からぬ所ではありますが、ニーの父親はドレイクを先に罠に嵌めようとした狡猾な人物ですし(善人だけどね)、ドレイクを殺そうと園遊会を襲撃したりと最初にテロに走ったのはギブン家の方ですからね。ニーの場合は自業自得といえるかもしれませんが。

ドレイク・ルフトというキャラクターに大きな問題があるとすれば、それは間違いなく、地上編において地上の覇権を握ろうと考え始めたところでしょう。
地上に出てしまって、国造りの理想に密かに燃えていたバイストン・ウェルへと戻るすべがないということを知った彼が、だったら代わりにここを支配してやろうと思った時、ドレイクの理想は「理想」からただの「野望」へと変質してしまった…つまり彼は風雲児からただの権力欲にとりつかれた貪婪な男へとその地位を転落させたのです。
ダンバインは視聴率低迷と富野監督の製作途中からの「これは失敗作だ」という思い込みのおかげで、どうしても地上へ舞台を移さねばならなくなり、富野監督もドレイクのキャラを変えねばならなかったのでしょう。
本来はあそこで、柄にもなく混乱し、なんとしてもバイストン・ウェルへ戻る方法を探そうとあがくドレイクの姿を描き、悪役をルーザ(と、彼女に手玉に取られるビショット・ハッタ)、そしてショット・ウェポンへと完全にシフトさせるべきでした。
特にショットの扱いは甚だ中途半端で、このあんちゃんは一体何をしたかったんだよと思ってしまうほどですからね…。

有能な政治家・領主である反面、家庭人としてのドレイクは悲劇の人と言えると思います。
可愛い一人娘には「お父様は間違ってるわ!」と思われ、ましてや「わたし、父と戦いたいの!」とか言われちゃうw
そして、美人な奥方には浮気をされる。
ドレイクは最後の最後で「ルーザはもうこの世にいないのだからな!」とかシーラ王女に言っているので、おそらくルーザを深く愛し、また激しく憎んでもいたはずです。
きっと昔は恋女房だったのでしょう(ルーザの方はそうでもないようだから、もしかしたらドレイクは早漏だったとかw、ワキガだったとかww、多分ルーザにとって欲求を満たしてくれないような我慢ならない部分があったことと思われます。なので、地位も金もありおまけに色男で、しかもドレイクにはない欲求を満たしてくれる何かを持っているビショットに乗り換えるわけです。尤もそれが身体的なものじゃないかもしれませんが。当然、ビショットがドレイクほど頭に切れない人物だったので御しやすいということも理由のひとつではありましょう)。

有能な政治家は良い家庭人ではないという事例は過去いくらでもありますが、ドレイクもそうしたタイプの人間だったのでしょうね。

しかし彼は彼なりに家族を愛していました。最終話間際、母を殺しに行くというリムルを抱きしめ「我々はここにいてはいけない人間なのだ」というようなことを言うシーンなどにそれはよく現れている。
まあリムルをビショットと結婚させようとしたり、バーンを発奮させる餌としてちらつかせたりもしているのでその辺りはさすがにかなりしたたかだと思うのですが、その行動にも普段からドレイクがリムルを可愛がっていたからこそ説得力が出てくるわけですね。
なんだかんだといって、ドレイクはリムルの幸せを願っていたんではないでしょうか、一人の親として。
本来ならいつでも殺せるニー・ギブンを生かしておくのも、リムルに決定的に嫌われたくないからじゃないかなあとか思ってしまいます。
まあリムルは性格が子供だし、本当にただのお姫様なのでそのあたりのことはわからないのだと思いますが…(親の心子知らず)。

こうして見るとドレイク・ルフトというキャラクターには大きな欠点めいたものは少ないように思われます。
家庭人としてはともかく、戦国武将的な目で見ると、決断力、実行力、智謀、政治力高く、かなり優秀な人物といえるのではないでしょうか。
その点で言えば、逆にゼラーナクルーたちのほうがあまりにも若く、行動も稚拙・直情的で、随分な「格の違い」が感じられてしまいます。
彼らがやっていることは基本的にオーラバトラーの性能を生かした強襲・ゲリラ攻撃、大国の間を走り回る伝令役くらいでしたからね。
それはそれで大切な行動ではありましょうが、同じような行動をするにしても、せめてゼラーナ側にもドレイクに比肩する年齢の重みと経験を持つ重鎮的・軍師的なキャラクターが一人でもいてくれれば、随分違ったのではないかと思うのですが(それに当てはまるニーの父親ロムンが死ぬのは物語の流れ上しかたのないところだけれども、彼に代わる人物が欲しかったですよね)。

次回、もしダンバインをリメイクするとか、この世界観を使ったゲームや小説などが発表されるとするのなら、もう少し「悪役」ドレイクのこうした部分を強調した感じに描いてくれると、物語により深みが出るような気がするのですがねえ。
ドレイクを単なる「悪役」として終わらせないでほしいです。

今年は放映30周年ということで、色々なムーブメントが起こる予感がします。
それがどういう形になるかはわかりませんが、とりあえず期待してますよ磐梯山www

ブッセ

先日、小正月の挨拶にリンゴ農家をしている叔父の家へ行ったところ、帰り際におみやげとしてブッセを一箱持たせてくれました。
ブッセって、皆さんわかりますよね?
あの西洋どら焼き?みたいな、ふわふわのケーキみたいな皮にクリームが挟んであるお菓子です。

もらってきたのはチーズクリームが挟んであるものだったんですけど、もらってきておいて申し訳ないのですが、あまり美味しくない…(^^;)。
なんて言うんでしょうか、あの皮とクリームの甘さと、それらの中にゴロゴロ入っているチーズの切れ端のしょっぱさがなんともミスマッチ。
ミスマッチだからこそ良いんじゃないか!という意見もあるでしょうが、僕にはなんともなじめないw

と言うかブッセっていうこのお菓子、昔からいつも見かけるたびに思っていたんですけど…

これってナボナじゃないの?

ナボナって何?と思ったあなた。
ナボナっていうのはですねえ…

お菓子のホームラン王ですよ!

ネタが古すぎてわからない?
そういうことを言う人にはオロナミンCのウイスキー入り牛乳割りを無理やりプレゼント。



ダンバインとんでる

先日…と言っても年明け前ですが、近所の古本屋に何気なく立ち寄ったところ、「ラポートムック 聖戦士ダンバイン大辞典」が売られているのを発見。
表紙とかかなりボロボロで状態は悪かったんですが、中身はそれほど汚れておらず、読む文には全く問題ない。
とじ込みの高荷義之画伯のポスターもものすごいので、お値段1050円と少々高くはありましたが、迷わず購入。
以来、なんと30年ぶりとなるダンバイン熱が再燃してしまい、寝ても覚めてもバイストン・ウェルのことを考えている毎日ですw
明日こそバイストン・ウェルから姫カットでロングヘアのエレガントかつセクシャルな妖精さんが出てきてくれるって信じてますwww

バカはさて置いてw、それでこの本を読んで改めて思ったことは、子供の頃に見た記憶のあるダンバインというアニメーションは、一見強く印象に残っているようでも、殆ど覚えてなかったんだなということでした。

確かに中世ヨーロッパ的な世界観、妖精、オーラバトラーの(当時としては)斬新なデザイン、湖川キャラ独特の濃ゆさwなどは強く印象に残っているのですが、物語は大まかには覚えているようでも、細かいところは全然覚えていなかったのですね。

改めて見れば、筋書きは相当殺伐としているし、独自の専門(?)用語、へんてこな国家の名前など、いまいちよくわからない世界観など、子供には理解しづらいような部分が山ほどあったので、なんとなく番組を見ていたようでも、筋書きをきちんと理解して飲み込んでいる「視聴した」とはいえない状態だったのでしょう。
ダンバインが子供受けしなかったというのは有名ですが、おそらく「世界観が受け入れられなかった」と言うよりも、こういう要素があらゆる面で悪い方向へ作用したからではないのかと思います。
大体当時の小学生のガキとしては、話の筋書きなんてぶっちゃけどうでもよろしい。
かっこいいロボット同士の戦い、ぶつかり合いがあればそれで満足していたんですよね。
だから、その頃の僕はあれほど好きだったガンダムやら何やらも、ほとんど話を理解していなかったと思うんですよね。

逆に言えば、このダンバインというアニメの本質は完全に大人向けであって(正確に言えば、中二病発症の頃の青少年向けかな…監督の富野御大がそういう思考の方なので)、最初から子供なんて眼中に入れずに造られていたのかもしれませんね。
トミノ監督は子供嫌いで有名ですしw

そんな番組のスポンサーになってしまった玩具会社・クローバーさんにはまことお気の毒というしかありませんが(実際玩具の売上は全く捗々しくなく、番組の途中でクローバーは倒産してしまいます)、このダンバインには大人になってから視聴することで初めて分かるいろいろな部分が秘められていると、件の本を読みながら強く感じたりしたのでした。

ダンバインは物語的に、創作者である富野由悠季が「オーラバトラー戦記」という究極後出しジャンケンを書いちゃったので立場的には「なかったこと」にされそうな雰囲気が濃厚なのですが(^^;)、機会があればいま改めて見直してみたいと強く思います。
そこで初めて気づくことや、改めてひらめく創造的なインスピレーションみたいなものを、多分感じ取れるんではないかと思うのですよね。

僕もいつか、こういうファンタジー+ロボット的な物語を作ってみたいものです。
もちろんジェニーが主役でね!w
(実はもう考えていたりしますが、ご披露はいつの日にか…w しかし僕はロボットを描くのが苦手なので絵には出来ないなw)


落書きSS 小正月


mizukidango.png
 



ここは某町の外れにひっそりと建つ神社「榊神社」。
巫女の真夜(まや)さんがみずき団子を飾ったり、お鍋で小豆を煮たりと忙しく働いています。
たまたま遊びに来たジェニーはかまってもらえないので退屈そう。

「真夜さん、一体何をしてるの?」

「ん?ああ、あすは小正月じゃからな、その支度をしておるのじゃ」

「小正月?わたしブッディストだけど、そんな習慣は初めてきいたわよ?」

「ああ、小正月は宗教には関係ない民間の行事じゃからの」

「ふーん。もう少し詳しく教えてよ」

「いいとも。日本ではの、1月1日から7日までを大正月、14日から16日までを小正月と言うのじゃ。大正月は年神様をお迎えしてお祝いするのじゃが、小正月は田の神様をお招きしてその歳の五穀豊穣をお願いする。だから小正月は農家の正月などとも呼ばれておる」

「へー」

「農家ではこの日にみずき団子を飾り、小豆餅を食べる習慣があるのじゃ。まあ地域によって多少異なるがの、この辺りではそうじゃな」

「みずき団子?」

「ほれ、そこに飾ってあるじゃろ?ミズキの枝に食紅で色を付けて丸めた団子を付けて飾ったものじゃ。五穀豊穣を願う、一種の縁起物じゃな」

「ふーん。綺麗なものね。…でも真夜さんは別に田んぼを作っているわけでもないし、なんでそんなことをお祝いするの?」

「この神社の氏子さんには農家の方が多いからの。うちの神社には氏子さんをお招きして小豆餅を振舞い、小正月を一緒にお祝いする習慣があるのじゃ。…これジェニー、そなたもぼやっと見とらんで、ちと手伝ってくれてもよさそうなものではないか?」

「悪い時に遊びに来ちゃったなあ…」





どうでもいいことですが

また一個歳とりました。

寝る。

サイト構築日記②

絵が終わらないのです。
話も終わってないけど、描いても描いても恐ろしいほど絵が終わらない。
なんでだろうと考えてみました。
理由はすぐに分かりました。

描く絵が増えてますw

改造後のサイトは物語メインの小説風サイトになる予定ですので、おおまかなお話(プロット)を考え、それにそってちまちまと挿絵を描く…という作業をしています。
それに際してまず最初に計画表のようなものを作り、このシーンにはこういう絵を挿しこみたいのだが、それにはこういうたぐいの絵を何枚描けばいいのか…などと考えてから(真面目でしょw)、絵を描いているのですが。

しかし、そうやって絵を描いている内に、

「いや、このシーンではもう一枚絵を入れたほうがいいのでは…」

「この話はキャラをもう一人追加させたらどうだろうか?」

「この顔は可愛くないなあ。描き直したらどうだろう…上手くいかないな、最初から描き直そう」

などとやっている間に計画表も何もあったものではない、いつの間にか絵の数が増えてるのです。
終わらないわけです(^^;)。

「まあこの辺りでいいべか…」

と落とし所というか妥協できる部分をうまく見つけられればいいのですけれども、自分では納得して作業を止めたつもりでも、次の日写真屋さんを開いて昨日の絵を確認すると、

「ズギャアアア!だめだだめだ!」

…となって修正し始めてしまうのです。

これじゃいつになったら絵が書き上がるのかわかりません。
もちろんお話も考えてそれを文章として書かねばなりません。
まだ先は長いですね…。
しかし結局自分のサイトなわけですので、とりあえずでも満足できるものを公開できるようになるまでがんばります。
まだくじけません。

プリンタ不調

プリンターがなんかへん。

普通に機能はするのだけれど、イラスト等を印刷すると、印刷物にノイズ上の白くて細い線が出るんですよね。
インクも交換したばかりだし、どうなってるんだろう。
年賀状は幸い、普通に印刷できたのだけれども、頻繁に使用する時期は過ぎたとはいえ、これでは困ります。

ヘルプとかを調べてみると、ヘッドのクリーニングをしてみろとの事だったので、何度か繰り返してみたんだけど効果なし。
通常クリーニングがダメなら強力クリーニングとか言うのを試して、それを2回繰り返してもダメなら、一度電源を切り、24時間放置してから再び電源を入れ、また強力クリーニングとか言うのを試してみろとヘルプにありました。
そこで、今プリンターの電源を切って休ませています。

でもスキャナとコピー機付きの複合プリンターなので、スキャナが使えないと結構不便です(^^;)。
早く良くならないかなあ。
しかしこれでよくならなかったらどうすればいいのだろうか。
また購入して賞味1年しか使ってないんだが…。
もし何か問題があるとしたら、なんか壊れるのが早すぎるぞ(^^;)。
Canonさんは責任とってくれるのかしら?



転倒

昨日、道を歩いていて母が転倒しました。

母が「ちょっと買い物に行ってくる」と言ってでたきり戻らないので、一体どこまで買い物に行ったのかと思っておりますと、フラフラになって帰ってきたのです。
驚いて話を聞くと、凍った道で足を取られて尻餅付く形で転び、尾てい骨の辺りを強打したとか。
我が家から街場(こういう言い方もヘンですが、僕の住んでいる場所はちょっとした郊外で住宅地なので、商店がある辺りへ行くには意外に遠いのです)への行き帰りには結構坂道が多くて、その中に非常に大きくて長い坂があるんドSけれど、どうもそこで転んだようでした。

いつもは父か僕が自家用車で送り迎えをするのですが、昨日は少し僕も調子が悪くて寝込んでいたので送れなかったのですね。
話を聞いて後悔しきりですが、過ぎたるは及ばざるが如しです。
母はとりあえず歩けますので大事には至っていないだろうと思いますが(病院へいけといっても嫌だという)、朝から痛い痛いと言っています。
あまり長引くようだったら無理にでも病院へ行かせますが、こういうことが日常的に起こり得る時期なのだということを改めて思いました。

今の時期、降ったり溶けたりした雪が氷になって、道路の至る所でツルツルになっています。
それで、若い人でも普通に歩いていたら転ぶ場合もあります。
僕の刃はまだそれほどの歳でもないような気はしますが、やはり少しでも歳の行った方には結構きついようです。
よほど用心して歩かねばいけない。

東京方面でも大雪が降って大変な騒ぎになったそうですね。
そちら方面の皆さんも、雪道を歩く際にはくれぐれもご用心あれ。

そろそろですね

そろそろ毎年恒例の1月17日が近づいて来ましたよ。
え?
その日がどうかしたかですって?

やだなぁもう、決まってるじゃないですか!

僕の誕生日ですよ。

皆さんからのプレゼントをお待ちしてます。


ジェニーの話 3

ジェニーのご紹介もすでに3回目を迎えました。
お読みいただいて楽しんでいただけているかどうかちと不安になりますが(^^;)、めげずに進めます。
さて今日はいよいよジェニーの家族についてご紹介していきましょう。

今回はジェニーの両親…お父さんとお母さんについてです。

まずはジェニーの「家柄」の来歴について簡単なご説明を致しましょう。




ジェニーが生まれた「アレクサンダー一族(Alexander family)」は、ステュアート王国を代表する貴族の一つです。
そのルーツは、国祖ジェームス2世の側近であり、名誉革命の際には王に付き従ってフランスまで亡命し、その後は何度となくイギリスに潜入してジャコバイト反乱の指揮を執った腹心であるアンドリュー・アレクサンダー(Andrew Alexander)を祖としています。
爵位は伯爵で、「イースターランド伯」の称号を得ています。
アレクサンダー一族は王室との縁組をこれまでに何度となく行っており、血統的にも王室とのつながりは非常に深いものとなっています。




ジェニーはそのアレクサンダー一族の惣領であるウィリアムと、スコットランド出身のイギリス人女優エリザベス・マクレオドの間に生まれた5人の娘たちの一人です。




*父 ウィリアム・アレクサンダー卿(Sir William Alexander)

51歳。
第9代イースターランド伯。
職業は貴族院に籍を置く国会議員です。政治家としての手腕はそこそこありますが、庶民院を支持する国民の大部分からは「貴族院の首魁」という認識を持たれており、また後述の派手な私生活もあってあまり快く思われていません。
また実業家としての顔も持ち、様々な会社や団体経営を手広く手がけています(ただし名義のほとんどを弟のものにしています)。
形骸化した爵位と称号以外にこれという財産も持たないアレクサンダー家がお金持ちなのは、実業家として得ている収入によるものです。

政治家・経営者としては思慮深く頭も悪くありませんが、私人としてはとにかく社交的かつ陽気、虚栄心に満ちた性格をしており、人目を引くような派手な行動を取ることを好みます。女性にもたいそうだらしがなく、モデルやタレント、映画女優など国内外の美女たちと浮名を流しています(ただし子供を作るようなヘマはしません)。
王国を代表する美男子として知られ、若い頃はオリンピックへの出場経験を持つ優れたフェンシング選手でした(ちなみに、若い彼がフェンシングに熱中したのは、家系や親の名声の届かぬ部分で自分の努力と実力をストレートに表現できるためでした)。
また大変な趣味人で、無類の映画好きでもあります。
女優であったエリザベスと結婚する契機となったのも映画を通じてのことですし、映画好きが高じるあまり自分が監督・主演を努め、エリザベスをヒロイン役に据えた長編剣劇映画まで撮影したことがあります。ただしその出来のほうは「とてつもない怪作」として批評家の失笑と冷笑を買いました。

熱心かつ敬虔なカトリック教徒で、どんなに忙しくても日曜日の礼拝を欠かしたことがありません。国教会やバチカンにも多大な寄付を行なっています。
それだけにカトリックを捨てて仏教に入信した妻エリザベスのことがどうしても許せず、三行半を出す形で離婚しました。
その際5人の娘たちの親権をめぐってかなり揉めましたが結局和解し、協議を経て長女と次女を手元へ引き取りました。
父親としては非常に子煩悩で、手元を離れた娘たちも含めて5人の娘を溺愛しています。
ただし元妻エリザベスとの関係はもはや事務的なものにすぎないものになっています。
ジェニーにとってはダンディで優しくおまけに気前のいい、素敵なお父さんです。

王宮のあるニュー・エジンバラに老父母の住む広大な本宅を持っていますが、職業が国会議員のため、普段は議事堂のある首都のジェイコブスに構えた別宅に娘たちとともに生活しています。ちなみに、この別宅はジェニーの育った家でもあります。




*母 エリザベス・マクレオド(Elizabeth MacLeod)

38歳。
イギリス人で、スコットランド出身です。
通称はシシー(Cissy)で、本名で呼ばれるよりも愛称で呼ばれる方を好みますので、これ以降はシシーと書きます。

スコットランドのスカイ島の出身で、父は新聞記者、母は医者でした。
天与の美貌と優れた演技・歌唱力を見出されて幼くして芸能界入りし、少女期からティーンエイジャーにかけてはタレント、歌手、女優としてイギリス芸能界で活躍しました。
若くして主演映画を3本も持ち、その中の1本で英国アカデミー賞の主演女優賞候補に挙げられたこともあります(ただし受賞は逃しています)。
ウィリアムと結婚したのも、その主演映画がきっかけでした。
結婚後は女優を廃業して王国へ移住、妻として母として家庭を守って来ましたが、離婚を契機に女優業を再開しました。
現在では映画やテレビドラマへの出演やドキュメント番組のナレーション、外国アニメの吹き替え声優など、国内外で幅広く活動しています。
王国を代表する女優の一人として知られていますが、仕事のオファーはやはり古巣のイギリスからのものが多く、しばしば渡英します。
ちなみに「映画女優」であるため舞台劇への出演経験がほとんどなく、舞台で経験を積み実力を高めた役者が多い英国の演劇界においては、彼女の大きなコンプレックスになっています。

20代も終わりの頃に大病を患って長期療養生活を余儀なくされ、また夫ウィリアムの度重なる浮気にも悩まされ、精神的に不安定な状態になりましたが、その際手にした一冊の本がきっかけで日本の禅宗の思想に深く傾倒するようになり、禅セミナーへの参加、日本への旅行を経て、とうとう正式に入信を果たします(ジェニーや妹たちが仏教徒であるのは、この母親の信仰が大きく影響しています)。
これがきっかけとなって、浮気が原因で不仲になりつつあったウィリアムとの関係悪化に拍車がかかり、ついに離婚するハメとなります。その際の離婚協議の結果として、三女(ジェニー)、四女、五女の親権・養育権を得る代わりに、娘たちには全てアレクサンダー姓を名乗らせることに同意しています。
現在のシシーはウィリアムを嫌っており、養育費以外の慰謝料は受け取っていません。

現在は首都のジェイコブスに家を借り、娘たちと生活しています。
優しく柔和な性格ですが、理不尽や不正を憎む芯の強さも併せ持っています。それを貫くためには、実力行使もいといません。娘たちの教育のため、平手打ちを食らわせることもしばしばで、ジェニーにとっては優しくも厳しい母親です(ある意味、父親よりも父性的と言えます)。

趣味は水泳と、護身術を兼ねた格闘技の練習で、キックボクシングとランカシャースタイル・レスリングを習得しており、レスリングはかなりの腕前です。ジェニーたち姉妹が多少なりとも格闘技経験があるのは、この母親から手ほどきを受けたものです。
最近では仏教への傾倒から日本の武道に興味を持つようになり、忙しい合間を縫って居合道や合気道の稽古に通っています。




これがジェニーの両親ですが、だいたいどういう家庭環境の中でジェニーが育ったのか、ご想像いただけるかと思います。
お母さんのシシーのほうは割と主役級のキャラクターで、ジェニーと同じで「スター・システム」により色々な物語に登場します。

次回はジェニーの姉妹たちについてご紹介したいと思います。

散歩するブログ

chinsakusen.jpg


このブログをたまにのぞきに来ようとすると、ブログが行方不明になることがあります。
ブラウザのアドレスバーにここのブログのURLを 登録して、それをクリックしてここに来ているわけなんですけども、たまに…いやこのごろ結構頻繁にググる先生が

「お探しのブログは存在しません」

とか出してくれるんですよねぇ~ッ?
しかも最近だとIEでも

「Internet Explorerではこのサイトは表示できません」

とか出てくるようになってしまいました。
繋がるときはちゃんと繋がるんですけども、このところなんかそれ自体が、あやふやな感じ。
うーむ、どうやらこのサイトは時々散歩に出るらしいですね。
それとも何らかの圧力か陰謀がこのサイトを取り巻いているのか!?
謎は深まる!

SRI、SRI 謎を解け! 
SRI、SRI、怪奇を暴け!
レッツゴゥ!



ジェニーの話 2

先日はジェニーがスター・システムに基づいているので、基本的に「なんでもあり」なキャラクターなのですよというお話をしました。
今回はその「なんでもあり」な設定の一つであるジェニーの家族についてお話しようと思っていたのですが、まずその前にジェニーのふるさとである架空の国家についてお話しておいたほうがわかりやすいかと思います。
ですので今回はそのお話から先にすることにしましょう。




「ジェニーのふるさと ステュアート王国」

ステュアート王国というのは、西ヨーロッパのフランス某所にあると設定した、架空の国家です。
位置的にはイギリス(ブリテン島)とドーバー海峡を挟んだ向かい側のあたりにあり、実際の地図で言うとノルマンディー地方にあたり、フランス国内に間借りする形で国土を持ちます。
国土といっても、日本の岩手県と同じ程度の広さしかありません。国としては小さい国です。

この国はイギリス・フランス両国と大変深い結びつきを持つ歴史を有しています。
1689年、イギリスで無血革命である「名誉革命」が勃発しました。詳細はググっていただけるとわかりますが、有り体に言うなら国王と議会が対立して、国王がイギリスから追い出されてしまったというものです。
この時、イギリスを追放されてしまった英国王ジェームズ・ステュアート2世はフランスのルイ14世を頼り、その庇護下のもとで悲嘆の内に一生を終えました。
…ここまでは史実なわけですが、この架空の国家・ステュアート王国は、その際にルイ14世がジェームズ2世に食い扶持として気前よく与えた領地があったと仮定し(実際にジェームズ2世に与えられた領地はサン・ジェルマン・アン・レーという街ひとつでしたが、この際それは考えないことにします)、その領地を発展させて国家とした…という設定にしています。
ちなみに、なぜルイ14世がイギリスを追い出された王にわざわざ故国が望める地域に領地を与えたかといえば…それはルイ14世一流の皮肉によるものでした。

そのような歴史が背景にありますので、現在の国王はジェームズ・ステュアートの子孫であり、また国民はジェームズを慕ってスコットランドやアイルランドから移住してきたジャコバイト(ジェームズ2世を支持したカトリック教徒のこと。プロテスタントを支持するイギリス政府に対して何度も反乱を起こした)やケルト人たちの子孫であることが多いのです。
そのため、フランス国内に間借りする国家ながら文化はイギリス色やケルト色が強く、公用語も英語とフランス語の両方を用いています(たいていの国民は両方話せます)。
フランスから国家として承認され、独立を成し遂げたのは18世紀初頭のことですが、現在に至るまで事実上はフランスの属国であり、政治・経済的にも大変強い影響を受けています。
また、独自の軍隊は少数の都市防衛隊と近衛兵を有しているのみで、本格的な軍備を持っていません。有事の際の国家防衛はフランス軍に依存しています。

政治形態は立憲君主制で、現在も国王、貴族が存在していますが、国政は議会によって運営されます。
議会は貴族院と庶民院の二つで構成される両院制とされています。国王は国家元首ですが「君臨すれども統治せず」を堅持します。貴族の爵位等も現在ではほぼ形骸化しています。
ちなみに、この国がフランス国内にありながらも、フランス革命の影響をどうやって逃れ現在まで続く君主制を維持し得たのかは、世界史上の大きな謎と言われています。

総人口は200万人ほどで、首都はジェイコブス(人口35万人)、第二の都市はニュー・エジンバラ(人口23万人)、第三の都市はタルボット(人口16万人)です。
国会議事堂や各省庁など首都機能はジェイコブスに集められていますが、国王が日常的に生活する王宮はニュー・エジンバラに設けられています。

「美しく気高くあれ、神と公と国のために」が国是で、国民は総じて誇り高く、またケルト人的な勇敢さを持つことで知られています。しかし同時に、保守的で排他的な気風があることや、性的にだらしのない人間が多いことでも有名で、周辺国から失笑を買っています。
国民の90%がカトリックを信仰するキリスト教国でもあります。
母国イギリスの影響から一日数回のティータイムを楽しむ習慣がありますが、飲まれるのは紅茶ではなく、フランス式にコーヒーやカフェオレであることがほとんどです。




と、ジェニーのふるさとはだいたいこんな感じの国です。
ジェニーはこの国の貴族・アレクサンダー卿の娘で、生まれたのはニュー・エジンバラ、育ったのは首都のジェイコブスです。

次回はいよいよ(?)ジェニーの家族をご紹介することにしましょう。


体調が悪い

実は今、非常に体調が悪いのです。

昨晩、日付が変わる頃から猛烈な腹痛と下痢が始まり、寝床と便所の往復で一晩中寝られませんでした。
今朝はなんとか下痢の方は落ち着いてきたのですが、今度は寒気とくしゃみが始まり、酷い有様です。
多分日頃の不摂生が祟って風邪をひいたのかも…。
実は父が昨年末から風邪を引いていて、酷いくしゃみや咳を連発していたのですが、それを移されたのかな。

そういうわけですので、絵を描くまでの気力がなく、体調が復調するまで更新が滞りがちになると思います。
でも文章はこのとおりかけるので、なにか書いていこうとは思うのですが…。
とりあえず今は暖かくして寝ておこうと思います。

あ、暖かくしようにもストーブの石油がないや。
補給しに行かなくちゃあ…。

では。

呼び声

初夢をようやくにして見ました。

どこか見知らぬ田舎の駅のホームを歩き、停車しているローカルな2両編成の電車に乗ると、こぢんまりした車内には先客の姿がちらほらあった。
空席を見つけ、隣客に会釈をして座ると、なんとそれは数年前に亡くなった父方の祖父であった。
あらら、これは珍しいと思って挨拶すると、なんと乗客の全てが、今はもう亡くなった存じ寄りの人々ばかりではないか。
十年前に肝臓がんで亡くなった親友の姿もそこに。
やあやあ、君は変わらんなと手に手をとって喜び、周囲の人々も入り交じって四方山話に花を咲かせる。
皆死んでいるはずなのだが、顔色もよく、明るく、元気そうであった。
思い出の中に生きる人々はみないつまでも若く、そして健やかだ。

ところが何時まで経っても電車が出ない。
おかしいなァ、発車時刻は一体いつなんだ。
だいたい今何時だろう…と思って時計代わりの携帯電話を見ようとポケットを探るが、ない。
どうもどこかで落としたらしい。
皆も一緒に探してくれるのだが、どうやら車内にはないようだ。
降りて探そうかと思っていると、前髪ぱっつんの黒髪ロング、赤い振袖に紫の帯を締めた美女が電車に乗ってきた(このあたりがつくづく僕の夢だなぁと思うのだ)。

「あなたの携帯電話が駅に落ちていました」

と言って携帯を差し出してくれ、いやかたじけなしと受け取ると、着信アリになっている。
そこで電車の人々にちょっと失礼と挨拶をして電車からホームに降りると、その美女も一緒に降りてきた。
着信は喫茶店経営の知人からだった。
電話をかけてみると、大根おろしを作るおろし金をなくしたので買ってきて欲しいというがっくりくるような内容だったが、話している間に電車が出てしまった。

ああ…と電車を見送っていると、例の美女が

「あなたはあの電車に乗らなくてよかったのですよ。さあ、行きましょう」

と僕の手をとって先に歩き出す。
どこに行くのかしらと思って田舎の道を二人して歩いて行くと、やがて今はもう亡くなった母方の祖母の家についた。

この家はかなり前に取り壊されたし、そこに至るまでの道はでたらめだが(さすが夢)、なぜかその家に着いたのだ。
祖母の家は医大に近かったので、医大生相手の下宿屋をしていた。そのため家はかなり広かった。
この家はまだ残っていたのか。
なんとも懐かしいなあ、祖母さんは未だいるだろうかと思って勝手に上がるが、やはりそこは無人だった。
しかし調度品その他は不思議と昔のままなのだ。
祖母さんがお菓子を隠していた戸棚や、掘り炬燵もちゃんとあった。
ああ、この部屋には猫の腐った死骸が転がっていて大騒ぎになったなあ、この部屋で転んで祖母さんは骨を折ったのだ、と一人で懐かしく思いながら家中をうろつきまわっていると、例の美女がニンマリしながら袖を引く。
振り返ると彼女は奥の方にスーと歩いて行き(幽霊のように地面をスライドしていた)、ふすまを開くとそこには布団が敷いてあった。
年甲斐もなくドキッとすると、彼女は僕の耳に冷たい、それでも微笑みを含んだ声でささやくのでした。

「コウナルノハムカシカラキマッテイタコトナノデス。アナタトワタシハアカイイトデムスバレタ…」

ははあ、この人は生きた人間ではないのだなと思いながら、彼女が振袖をストリップのように脱いでいくさまをぼんやり眺めている…ところで目が覚めたのでした。

目が覚めた時、なんだかかなり切なかった。


「物語は全てコレデドンドハレという語を持ちて終わるなり(版権の切れた遠野物語風)」。

拍手のお返事

>ご挨拶の方

わざわざごのご挨拶をいただきまして、ありがとうございます。
こちらこそ、いつも頂戴する拍手のコメントがどれほど更新の力となりましたかわかりません。
本当にありがとうございました。
そして本年も当ブログをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今年は僕もアクティブに行きたいと考えておりますので、応援していただけたら幸いに思います。

酔いどれの正月

皆さんこんばんは。
楽しいお正月を過ごされておられますか?
僕はダメダメなお正月を過ごしています。

そう…

酒ばかり飲んで寝ている

のです。
ヒャハ!

今日の昼間に酒を飲み、NHK(BS)でやってた時代劇の「蝉しぐれ」の再放送を見てちょっと横になったんですが、ちょっとだけ寝るつもりだったのが気がついたら午後10時でした!

…すみません、以後気をつけます。
いや、まじで。
明日からはまじめにやります。


さて時代劇ドラマの「蝉しぐれ」を見たわけですが、実は僕は藤沢周平の小説を読んだことがないのですね。
いや待てよ、「用心棒日月抄」を読んだ気がするな。
はるか昔に。
当然この蝉しぐれも読んだことがないのですが、このドラマ、凄く面白かったです。
こういう男女のプラトニックな愛情を描いたものは、良いですね。
好きです。

好きです…が、しかし、これ演出としてどうなんだろうな。
と思うのは、年を取った文四郎(主人公)と福を最初に会わせて、その回顧譚のような形に物語が進んでいくのですが、これだと「なにがあったって生き延びるだろう」という気持ちが先に来ちゃって、福とその子供が刺客に襲われるとか何とかしても、全然ハラハラしない。
「結局文四郎が勝つんだろう」とか思ってしまうんですね(でないと歳取ってから会えないですからね)。
このあたり、原作ではどうなってるのかしら。
もしかしたら原作どおりかもしれないけれども、ちょっと気になりましたね。

今度読んでみようかな。
長そうだけど。

あけましておめでとう存じます

年が明け、2013年…平成25年となりました。

皆様、新年あけましておめでとう存じます。

jenny2013-2.jpg


旧年中は当ブログをご訪問くださり、また多くのご支援・ご声援を賜りまして、誠にありがとう存じました。
本年も当ブログをご愛顧の程をどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様方にとられまして、この年が幸多き年になりますよう、すべての人にあまねく幸福が訪れますよう、北の空より心より祈念致します。

それでは楽しいお正月をお過ごしくださいませ(^^)。

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プロフィール

新田佳奈

Author:新田佳奈
ハンドルネーム:BAD
別名「新田佳奈」。
「にったかな」、ではなく「しんだかな」と読んでください。
岩手県盛岡市在住。

一次創作でイラストや小説を作っています。
最近はIllusionのHゲーム「ハニーセレクト」でキャラクターを作ったり、スクリーンショットを撮って遊ぶことが多いです。
ただし大したものは撮れませんが…(^^;)。

このブログはリンクフリーです。
リンクはどうぞご自由に、そしてお気軽に。
一言ご連絡をいただければ、喜んで相互リンクを組ませて頂きます。
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