2016-06-09 14:27 | カテゴリ:雑記その他
パソコンが使えるようになったとはいえ、今のところは本当にただそれだけのことです。
中身の方…パソコンから取り外した古いHDDのデータはサルベージできていません。
というか、多分サルベージは不可能でしょう。
昨日まで大変がっかりしてやる気を失っていましたが、まあ落ち込んだところでデータが戻るわけではないし、前向きに物事を考えてやっていこうと気持ちを切り替えることにしました。

しかし、そこに至るまでの顛末はいささか長くなりますけれども、備忘録的な意味も込めてここに書き記しておこうと思います。

パソコン診断よりPCが戻ってから、自前で修理ができないものかと考えました。
そこでスマホ片手にネットを検索、すると、実にいろいろな方法がひっかかります。
しかも、どれもあまりお金をかけずに修理ができるやり方ばかり(「自己責任で!!」という但し書きがあるのがチト気になりましたが…)。
とりあえずなるべくお金をかけない方向で行きたく思いましたので、それに従って自分で修理にトライしてみることにします。

まずは壊れたHDDが、パソコンに認識されるかどうかが重要らしい。
それによって対応する方法が違ってくるとのこと、まずはそいつを調べてみんべえ、とばかりに早速壊れたHDDをパソコンから取り出し、父親から借りてきたノートPCにUSB変換ケーブルでつなげてチェックしてみます。
すると、なんとしっかりドライブ認識はされるんですね。
ただしアクセスしようとしても「ファイルエラー」と言うダイアログが出てきて、中のデータへアクセスすることはできない。
なぜだ?と思ってよく見てみると、Cドライブ(他人のPCにつないだのでE になってましたが…)に「RAW」という文字が付いている。
これは一体なんじゃらホイ。
アメリカのプロレスでRAWとか言うのがあったのう、などとのんきに考えつつ調べてみたら、どうやら中身のデータは無事だけれども、それを呼び出すデータに異常があるというような意味らしい。
すると、このRAWとか言うのを修正すれば、中身のデータはまるごと取り出すことが可能になるわけですね。
とりあえず中身は無事、では早速そのRAWを修正じゃあ、とその手段を探します。
するとなんとかいうフリーソフトを使って、そのRAW部分を直接修正する方法が比較的簡単らしい。
早速フリーソフトをDLし、修正にかかってみたのですが、修正にかかる前に始まる、異常な部分をあぶり出すファイルスキャンの段階で、すでにリードエラーがバンバン出る状態。
8万個くらいあるファイルだかなんだかのうち、3万個が読みとれない状態で、これは雲行きが怪しくなってきたぞと思い始めたところで作動が止まり、
「HEY旦那!どうやらこいつは無理そうだぜ!」
…というような表示が(英語で)出てきた(^^;)。

うぐぐ、では次の手立てとして、紹介サイトでは「決しておすすめはしません」と書かれてあった、コマンドプロンプトからの「chkdsk/f」とかいうコマンドを試してみることに。
するとこちらも
「MFTが壊れているため読み込めません。チェックを中止します」
などという表示が出る。
また訳のわからん単語が出てきたなと、ネットでMFTについて調べたら、どうやらかなり重要なプログラムであるらしく、これが壊れたら基本的に素人ではお手上げです…というようなことが書いてありました。
HDDを宝箱に例えたら、データが宝物で、そこにアクセスするプログラムが鍵と錠前なわけですが、その鍵のほうが壊れたのだからスペアを持ってくればいいのだろうというように軽く考えていたのですが、実は鍵の方じゃなくって錠前のほうが、しかも鍵穴が潰れちゃってたという感じでしょうか。
まさかここまで酷くプログラムが壊れていたのだとは思わなかったので、唖然呆然であります。
いろいろとフリーの修正ソフトなどを落としてきて、ダメ元で試しましたが、2時間以上格闘しても当然のように全てダメ。

ああ、ナゾにすべえ(どうしよう、という意味の盛岡弁)と考えて、ひらめきました。
この手のことにやたら詳しい知人がいたのです。
彼はIT会社で働いて保守点検や修理を担当していたこともあり、彼に聞けばきっと解決策を見いだせるでしょう。
なんで最初から彼に話を聞かなかったのか。
自分の考えに喜び勇んで荷電したところ、状況をじっと聞いた彼の口から非情な一言が。

「…それ、多分治らないよ。というか、治しようがない。以前お客さんでそういう状態のHDDの修理を頼んできた人がいたけど、結局直せなかったし。サルベージ業者に頼めばあるいはというレベルだけど、話を聞いている限りではHDD自体にもうかなりガタが来てるみたいだし、業者でも難しいかもね。それにお金が何十万もかかる場合があるから、中身が趣味程度のデータであるならお薦めはできない。絵とか文章が入ってるそうだから残念だとは思うけど、すっぱり諦めたほうがいいと思う。あとは冷たい言い方になって悪いけど、バックアップをキチンと取っておかなかった君のミス。今度からはそのへんをちゃんとしといたほうがいいよ」

…うおお、どうすればいいんじゃあ!と、怒りと焦りと絶望で混乱した私の目にあるサイトのページが目に止まりました。
そこには概ね、

「大変危険な賭けになるが、HDD自体を一度クイックフォーマットする手段もある。もちろんデータはすべて消えるが、中身がリフレッシュするため異常なMFTも新たに構成し直される場合がある。クイックフォーマットは完全消去ではなく若干の痕跡が残るため、クイックフォーマットしてHDDを正常な状態に戻しアクセスできるようにしてから、ファイル復旧ソフトを入れ、消えたデータを復旧させるという手段もある。しかしこのやり方は下手をするとデータを丸ごと消すことにもなりかねないので、おすすめはしかねる。やるなら自己責任の上、最終手段としてほしい」

のような意味のことが書かれておりました。
その時ッ!BADの目が肉食獣のように輝いたッ!

これしかない。
その時の俺は本気でそう思ってた…。
イチかバチかに賭けてやるってな…。
馬鹿だったよ…。
俺は大馬鹿野郎だよ…。

そう、有り体に言うなら、僕はその手段をとって失敗したのだ(「奇面組」の一堂零のような顔で)。
一縷の望みとともにクイックフォーマットをHDDへ施したところ、なんということか、クイックフォーマットができなかったのです。
いや、正確に言うのなら、データだけがフォーマットされてMFTとやらは修正されなかったのですね。
「フォーマットが完了できませんでしたのでホームに戻ります」
というダイアログが出まして、…!?とばかりにHDDを見てみたら、中身は綺麗サッパリ空っぽになっているくせに、「RAW」の表示だけはしっかりと残っておりました。

…。
……。
………。

その日、何もかもが憎かった…。

 
しかも悪いことは重なるもので、それまでは順調に動いていたHDDが、突然
「カキッ!カタカタカタ…カキッ!」
というガラス質の異音を発し始め、PCがプッツリとHDDを認識しなくなったのです。
どうやらHDDの中身に異常をきたしたようですね。
知人が言っていたように、おそらく寿命が来ていたのでしょう。
思えば、ウイルスチェックに12時間もかかったり(マジでなあ…)、ちょっとしたことでフリーズを繰り返したりと、おかしいな?と感じさせる部分は多くあったのです。
後悔先に立たずですが、あの時せめて絵や文章のバックアップを取っておけば、と返す返すも残念です。

こうして古いHDDは本当にポンコツと化し、中身のデータもおそらく消えてしまったわけですが、実はまだ希望はあります。
それは何かと言うに、今のPCを使い始める前にはタワー型のデスクトップPCを使っていたのですが(これはOSも古いしパソコン自体がポンコツになったので使っていません)、それのHDDがタワーの中に残っているんですね。
実は、今のノートにPCを変えてから文章はともかく絵はほとんど描いていなかったので、タワーからHDDを外しUSB変換ケーブルでノートPCに接続すれば、外付けHDDとして機能するはずですから、少なくともある程度の量の絵は確保されるはずです。
それを今度はちゃんとバックアップを取り、そこからまた少しずつ絵を増やしていけばなんとかなるのではないでしょうか…。
その作業自体は、ケーブルの購入等もありますのでまだ先になると思いますが(何しろお金を使いすぎてしまいましたので…)、なんとしても成功させたいところです。

今回の故障でいろいろなことを学びましたが、最も大きな学びはバックアップはちゃんととっておくという、いわば当たり前のことだったように思います。
僕は、それが当然だと思っていてもいざとなるとめんどくせーとか思ってしまうダメ人間なので(^^;)、そこらあたりをしっかり改善せねばなりません。
そして再インストールディスクは面倒臭がらずに制作しておくこと。
そうでないと余計なお金がかかるし、デバイスのインストールやらサイトの登録しなおしやら、面倒くさい思いをしなければならない。
またこのようなことがないように、せめてこの2つはしっかりやっていきたいものです。

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