2016-07-03 22:16 | カテゴリ:ゲーム
ナイトメアとか言っても、プリキュアの敵じゃありませんゾ。
実は、先日からスマホのゲーム「シノビナイトメア」というものを遊んでいるんですが、このゲームが個人の感慨ではありますけれども、なんともナイトメアなゲームだったのれす…。
これはそのゲームのレビューです。

このゲームについてはこちらをご覧くらさい…。

シノビナイトメア 公式ページ

ぱっと見、絵が綺麗でスタッフも豪華なんですけど、実際に遊んで見るなんとも微妙な出来であることがわかります。
まず、ダンジョン型とか言ってるくせに、ダンジョンの探索が中途半端にしかできない。
僕のように、少年時代を「D&D」などのTRPG や「ウィザードリィ」「ダンジョン・マスター」などのダンジョン捜索型テレビゲームで過ごしてきた人間にとっては、迷宮の捜索っていうのは独特の心躍るような楽しみがあるんですよ。
怪物と闘いながら一歩、また一歩と歩みを進めて、マップのマス目を一つ一つ埋めていくという行為になんとも言えない楽しさを感じるわけです。
この辺りはドラクエなんかにも通じるものがあるので、おそらくRPGがお好きな皆さんには共感していただけようかと思うのですけども。
で、僕としてはこのゲームにもそうした楽しさがあるのかなと思ってプレイしてみたのですけど、期待は実にあっさりと裏切られ、正直スタッフの方々はその辺りの「探検する楽しみ」を「何もわかってない」まま作ったんだろうなぁ、ということを染み染みと実感させられる内容でした。

なぜそう思うかと言うに、このゲームは可愛い四人のくノ一(のうちの一名)を操作してダンジョンを探っていくわけですが(個人的にはキキョウが好みです。理由は…見ればわかりますねw)、このくノ一がダンジョンを一歩歩くごとに「穢れ」なるものが身体に溜まっていくという設定になっており、穢れが貯まるのに反比例して徐々にHPが減るのです。
くノ一は直接モンスターと戦うわけではなく、サムライという召喚キャラクターを代理で戦わせるというシステムなので、敵からの攻撃を受けるわけでもないため(サムライが代理でダメージをかぶる)、HPが減っても大した影響はないのですが、実に困ったことには、くノ一のHPが減るにしたがってサムライの戦闘力も低下するのです。

なので、範囲の狭いダンジョンならHPの減りも少なく敵も弱いので、大した問題もなく攻略できるのですが、ステージが進むに従ってダンジョンが徐々に規模の大きなものになっていくにつれ、自然と苦戦必至になります。
なお、くノ一は当然のごとくHPがゼロになると死にます(^^;)。
このような状態なので、ダンジョンを隅から隅まで攻略してマップを少しずつ埋めていこう!などと我々のようなダンジョン愛好家(?)が思ってやっていくと、あっという間にサムライは全滅してくノ一も死んでしまうことになります。
もう、この点だけでもものすごく不満が貯まるわけです。
「ダンジョン探索型RPG」とか言っているくせに、肝心のダンジョンが満足に捜索できないという矛盾。
そして、穢れが貯まりHPが減少したくノ一は、自然放置で回復するというわけではなく、「温泉」に入浴して穢れを祓うことでHPが回復するという形になっているのですが(ウィザードリィで言う「冒険者の宿」と同じというわけです)、当然それにはお金がかかえいます。
しかもそれなりの時間もかかる(料金が安い温泉はそれだけ時間あたりの回復量が少なく、定員も決まっているので)。
そしてその入湯料金が結構高額なので、ダンジョンを探検し、怪物を倒すことで手に入れた僅かなお金はあっという間になくなっていきます。
なんというか、これでは穢れが祓われる代わりにストレスが貯まります。

一体プレイヤーに何をさせたいのでしょうか?


まあ、課金してお金をもっと落としてくれということなんでしょうが…。
いや、制作側もお金がかかっているところでし、おまんまの食い扶持であるわけで、課金を奨励するのもやむなしですが、あまりにそれが露骨でもプレイヤーは不愉快です。

面白いことに、どうやら僕と同じ感想や不満を持ったユーザーはきわめて多かったようです。
6/22のゲーム配信開始以来、運営に対して極めて多くの意見が寄せられたようで、一昨日プロデューサー名義の謝罪文とシステム変更の発表がゲーム中のお知らせに掲載され、改善が約束されました。
7月に予定されているアップデート以降、こうした不満点は解消されるようです(穢れの蓄積が最小限になる、くノ一のHPがゼロにならないかぎりサムライの能力低下が起きないなど)。
すぐにユーザーの不満に対応する姿勢と素早さには誠意を感じますが、そのあたりのことって普通企画段階からすぐ分かることではないでしょうか。
一回のプレイ時間を極力少ないものに抑えたいという意図があってしたことのようですが、普通こういうRPGを遊ぶ人は、最初から時間などあまり気にしないと思うのですけれどもどうなんですかね。
時間が気になる人なら、それこそ一回のプレイ時間が少ないパズルゲームなどを遊ぶ気がしますが…。

次には、凝った画面レイアウトや、グラフィックの無意味なまでの描き込みが災いして、スマホの小さな画面では非常に絵面が見えづらいのです。
ごちゃごちゃしており、また色使いが単調なため、細かい部分が潰れるようになって一つに固まって見えてしまい、また文字もきわめて小さいために、読んでいるだけで目が痛くなってくる。
スマホではなくiPadなどのタブレット端末の大画面でプレイするユーザーや、目の良い若者はそれでもいいのでしょうが、やはりある程度歳を食った、あるいは目の良くないスマホ使用のプレイヤーにはちょっとキツイです。
デザインや質感にこだわるよりも、もっと単純に見やすさを追求して欲しかった気がします。

そして、「アニメとゲームの融合」を目指すとか言うコンセプトに基づいて、このゲームはステージの前後に「主題歌入りのアニメOP」「次回予告」などが挿入されます。
この点は昔あったPSのゲーム「封神領域エルツヴァーユ」(知ってる?)に似ていてそこはかとない懐かしさを覚えましたがw、いかにも90年代的なかっこ良い演出だったエルツヴァーユと違って、こちらは基本的にくノ一というキャラクターの「萌え」 に走る内容なので、自分などは見ていてものすごくい苛々させられますwww
最近の、オタクをターゲットにした萌えアニメなんかは皆こうしたものなのかもしれませんけれども、やはり時代遅れな自分としては、いささか受け入れがたい。
なんて言うんだろう、同じ大人も「萌える」アニメであるプリキュアなんかとも違うんだよなあ、見せ方が…。
プリキュアはちゃんと幼女にかっこよさとかかわいさを見せようと言う意図がキャラクターの演出から感じられるんだけど、このゲームのアニメは基本的に、美少女好きのオタクのお兄さんたちに対する「萌え(=媚び)」しか感じられないんだよな(まあ僕は萌えられないわけなんだけど)。
いや、おれだって美少女は大好物なんだけどさあ。
「嫌なら見るな」そういうご意見もあるでしょうから、僕は全部飛ばしています。
少なくとも僕は、こういう萌えアニメのOPを見たいんじゃなくて、可愛いくノ一と冒険する時間を共有したいので、プレイしているだけなのですから。

良い点はキャラクターのデザイン(くノ一の声優は演技がイマイチ)、音楽と、そしてダンジョンで敵との戦闘中に時々起こる一斉攻撃の演出…それくらいかなあ。
星5つで評価するなら星2.5から3というくらいです。
今のところ、不満ばかりが目立つのですが、今後は改善も進むようですので、どう変わるかも含めて期待はしておきます。




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