2016-10-25 01:38 | カテゴリ:歴史
「奥南落穂集(おうなんおちぼしゅう)」という書物があります。
一般的にはあまり触れられることのない北東北の戦国時代について書かれた本です。
いわゆる軍記物ではなく資料本に近い性格で、主に南部家を中心としてその周囲に割拠した諸豪族について簡潔にまとめられています。
成立は江戸時代中期ではないかといわれているようですが、正確なことはわかっていないようです。

最近この本を読む機会があり、大変興味深かったので、備忘録という意味も込め、自分なりの現代語訳にしてみました。
次回からそれを、気が向いたときに掲載していきたいと思います。
「信長の野望」なんかのシミュレーションゲームでも不当に低く評価されている感がある東北の諸氏。
確かに彼らには、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康のような華々しさはありませんが、戦国という限りなく殺伐としていた乱世を必死にあがいて生きた人間たちです。
ゲームの能力値や結果論だけで「あいつは凡将だ」「愚かな人物だ」などと誰に決められるでしょうか。
これが彼らを些かなりとも見直す材料になれば幸甚です。

意訳は原本にできるだけ忠実にしてみようと思いましたが、言い回しの難しい箇所や意味が通らない部分もあるので、そういう部分はわかりやすさを優先してあります。
したがってあまり原本には忠実ではなくなりました(^^;)。
また、掲載する順序は原本通りではなく僕個人の好みによって順番を変えてあります。
その点はご容赦ください。

まず次回から、僕個人にも非常に縁が深い場所である紫波郡の豪族「斯波氏」についての記事から始めたいと思います。
ご興味のある方は、よろしければお目をお通しください。

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