2017-02-02 21:28 | カテゴリ:雑記その他
歌手の米良美一さんが復帰第一作となるアルバムのレコーディングを行ったそうです。

Yahooニュース 米良美一病魔乗り越え復帰

私はこの方を例の「もののけ姫」で知ったクチですが、あの当時…つうか、今からもう20年も前になるんですね。
それを考えると当時から自分がなんも進化・成長してないので嫌になりますが(進化できるだけポケモンのほうが勝っている)、まあ今はその話ではありませんね失礼しました。
とにかくあの当時、その透き通るような歌声に
「こういう声を出せる人がいたのか」
と素直に感心したものでした。
イタリアのオペラ歌手なんかにはカストラートでしたか、ああいう音域の声を出せる人がいるというのを知ってはいたんですが、まさか日本人でもいたとは浅学ながら知りませんでしたので。
しかし、宮﨑駿という人は、この人と言い、千と千尋の主題歌を歌っていた人と言い、当時ほぼ無名の、しかし優れた才能を持つ歌手を見つけてくるのが本当にうまいですね。
私は宮崎さんはあまり好きはないのですけども(アーティストとしてと言うよりは、人間として)、こういうアンテナを精力的に巡らせている部分などは、やはり作品をより良いものにしようとする「監督」としては優れた人なんだなと思います。
閑話休題、その後の米良さんはネームバリューが高まった分だけ活動も精力的になられたようですが、、しかし同時に週刊誌なんかでゴシップ記事も書かれたり、「もののけの歌手」という自分に貼られたレッテルが重荷に感じたりもしたようで(ドラキュラ俳優のクリストファー・リーなんかも同じような思いをしていたようです)、、色々と苦労されたようです。

その時期だったでしょうか、米良さんが盛岡へリサイタル(←なんだか懐かしい表現)に訪れたことがありました。
ぜひあの歌声を生で聞いてみたいと思ったため、テレビ局に勤める知人に依頼してチケットを入手し、観劇(?)に行きました。
実際に見る米良さんはテレビなんかで見ていたような非常に小柄な方でしたが(失礼な言い方とは思いますが、チンチクリンでした)、あの通りにこやかなお顔で、歌はもちろんその合間のトークが大変お上手で、自分の不幸な生い立ちであるとか、その当時女性週刊誌に書き立てられたスキャンダル(ゲイ疑惑と未成年者に淫行したという疑惑。どちらも審議はどうあれ自分では否定も肯定していなかった)なども自ら笑いにして供するなど、エンターテイナーとしてもよく出来た方なのだということがわかり、妙に感心したものでした。
ちなみにもののけの歌は最後まで歌わず(アンコールで歌った)、リサイタルの内容は世界各地の民謡やオペラの曲などだったというあたりも、構成がなかなか上手でした。
その際に、
「自分は九州の出身だが、他人からはよく東北の生まれだろうというようなことを言われる。また、自分も九州よりは東北の方に文化的にも心情的にも親しみを覚えるので、東北は自分の第二の故郷みたいなつもりでいる」
というようなこと言っておられました。
まあ、サービスのつもりで言っただけかもしれませんけども、なんとなく嬉しかったですね。
いずれ自分はそのリサイタルで、米良さんのファンになったのでした。

以前テレビの人生番組(って言ったらいいのだろうか)みたいなのにも取り上げられていましたけれども、幼い頃から病気ばかりしておられたようで、身体があまり丈夫ではない旨は知っておりましたが、ここ数年に脳梗塞まで患って休業されていたとは、全く知りませんでした。
てっきり地味に公演を続けられているものだとばかり思っていました…。
この度無事に復帰され、新しいアルバムを出されるまでに回復されたというのはめでたいことですね。
今後もご無理をなさらぬようお体をいたわりつつ頑張っていただけたらと思います。

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