2013-10-07 22:57 | カテゴリ:怪奇
昔からUFO、空飛ぶ円盤には興味がありました。
東京に出たての19歳の頃、当時住んでいた荒川区尾久の下宿の窓から、パチンコ屋のイルミネーション看板の脇をジグザグに飛ぶUFOのような白い球形の物体を目撃し、度肝を抜かれたことがありました。
確か夏の夕暮れ時で、空が茜色に染まっていたような記憶があります。
それが最初で最後のUFO体験であるわけですが、その当時水道橋の書泉ブックマートで「最新 異星人遭遇事件百科」といういかにもな本を購入し、一読して戦慄。
もしかしたら自分もUFOを目撃した自分も、宇宙人に誘拐されるんじゃないかと本気で思ったことがありました。

その本が先日ひょっこり出てまいりまして、懐かしさもあって読んでみたのですが、今読んでみても中々面白い本だと思いました。
第1章が世界編、2章が日本編なのですが、面白さで言ったら日本編のほうが断然面白いです。
神宮球場前の米屋の親父が宇宙人に拉致されたとか、頭に受信機を入れられてキチガイになった警備員などの奇妙なリアリズムを持つ話がてんこ盛りなのです。

しかし、随所にアメリカ政府陰謀説や「MJ12」に関する記述が出てきているのがなんとも悲しく、もの寂しく感じました。
昔矢追さんの「木曜スペシャル」などで大々的に取り上げられましたので、みなさんもなんとなくお分かりのことと思いますが(ご興味のある方はググって下さい)、結局あれは、現在では某UFO研究家が捏造した出鱈目ということになっています。
当時は今のようにインターネットなんてなかったわけですからしかたのない部分があるにしても、そのインチキ文書にもとづいて、ポール・ラゾフスキー博士なる人物がああだこうだとかアメリカの陰謀説を展開しているので、今となっては「どうせ嘘じゃん」としらけるばかり。
1999年に地球開国だとか書かれてましたけど、そんなものがなかったことはみなさんご承知のとおりでしょう。
結局は1冊まるごとネタ本だったわけですね…。

案の定、著者はこの1冊を書いただけの書き逃げライターで、彼が日本支部長を務めるというプロジェクトⅡAなる研究組織も存在しないようです。
昔はこんな本まで出版されたのですから、MJ12という陰謀組織の存在は出鱈目とはいえ非常に大きな影響をUFO研究家に及ぼしたのですね。
きっとそれは悪い影響だったろうと思うのですが。
そう考えてみると、MJ12の情報を流したのはいんちき臭い研究者ではなく、実は宇宙人そのもので、UFOの存在に懐疑的な印象を民衆に与えるためにわざとデタラメ情報をリークしていたのではないでしょうかw

いずれにせよ、今は昔の物語です(^^)。

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