2013-11-15 23:58 | カテゴリ:雑記その他
さっきまで金曜ロードショーのルパン三世見ていたんですけど。

う~ん…。
個人的にはイマイチどころかイマサンくらいでした。
なんて言うか、あらゆる面で「カリオストロの城」そのまんま。
あまりに臆面がなくて、見ているこっちが気恥ずかしくなってくるくらい。
クラリスと伯爵が出てこないカリ城ですね。
ヒロインや悪役にも魅力が希薄で、なんかもう見ているのが辛くなってきました。

いや、過去の名作をパクる、真似るっていうのは、別に悪いことではないと思うんですよ。
でも、本当に面白い作品を作ろうって気があるのなら、それを上手くアレンジするのは必須ですし、それをしてのけるのが腕の良いスタッフってことなんですよね。

ゾンビとルパンを比較しちゃ行けないのかもしれませんが、あえてやります。
と言うか、それほど映画沢山見ているわけではないので、比喩がこれくらいしか思い浮かばないのですねw
まあとにかく引き合いに出させていただきますと、ゾンビ映画の「サンゲリア」。
この映画がロメロの「ゾンビ」のパクリだとか言われていても、未だに多くのホラー映画ファンから名作だとか金字塔だとか言われ続けているのは、過激なゴアシーンだけでそう言われているんじゃなくて、明らかなパクリでありながらも、それと感じさせないほど物語をアレンジしている独自の工夫がそれなりにあるからなんですよね。
具体的には、「ゾンビ」では原因不明だったゾンビ復活の理由をきっぱり「病原菌」としてみたり、ゾンビの原点であるヴードゥー教を絡めてみたり、世界規模の物語だった舞台を南の島に限定するとか、そういう工夫とアレンジをしていたわけです。
それが換骨奪胎した「ゾンビ」という映画の影響を覆い隠すことに成功していた。

同じような工夫を、ルパンのスタッフだってできるはずなんですよ。
それを故意なのか偶然なのかはわかりませんが、していないところを見ると、制作側は「カリ城」へのオマージュのつもりで作ったのかもしれません(主題歌までご丁寧に「炎のたからもの」)。
制作後30年も経つ今未だに輝き続けている原点が存在していて、オマージュがオリジナルを超えられるでしょうか。
いや超えなくても別に構わないんですけど、そんなものを見せられる視聴者としてはうんざりしますよ。
作画の質が高かっただけに、そのあたりは本当に残念に思います。

まあ、「カリ城」はスタッフが模倣したくなるほどの名作だったのだし、ルパン自体も世代を超えて愛され続けているキャラですから、ファンのイメージを壊すような大胆な行動は取らせにくいのかもしれませんけど、もっと上手くやればいいのになぁ、と非常に歯痒い思いがした作品でした。

あと無意味にCG使ってましたが、あれはセルアニメだってできるでしょう。
しかもそのCGがペラペラなので始末に負えない(^^;)。
トムスには猛省を促したいです。

次回はもっとびっくりするようなルパンを見せて欲しいと心から願います。

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