2014-01-13 00:05 | カテゴリ:震災の記憶
今日…というかもう昨日になるのでしょうか、某局のニュースを見ていますと、福島の沿岸被災地から会津若松に疎開している村の若者たちの成人式の様子が映りました。

彼らはみな、どこから見ても今どきの若者たちで、その中にはずいぶん派手な着物でケバケバしい化粧をした、ひと目で「ギャル系」とわかる女の子の姿もありましたが、みな神妙な顔つきで首長の話に聞き入り、騒いだり喚いたいたりする人は一人もいないように見えました。
彼らの中には涙を流している人もいて、きっと被災した当時のことを思い出しているんじゃないかと思いました。
テレビで写った範囲内ですから、その前後が一体どういうものであったかはわかりませんが、それでもきっと、彼らは粛々と式を終えたのではないかと思っています。

成人式といえば、どこぞの成人式において、酒を飲む、喚く、喧嘩する、挙句の果てには警官ともみ合いになるなど馬鹿騒ぎする連中ばかりがクロースアップされがちですけれど、今どきの若者にだってこういう神妙な子もいるのですよね。
この被災地の子らはきっと、震災で家族や友人、あるいは財産などを失い、おまけに放射能なんてもので故郷を捨てざるを得ず、この約3年の間とても辛い思いをしてきた子たちではないかと思うのです。
そんなつらい思い出が今日の成人式に際して思い出され、感極まって涙という形で現れたのではないかなと思います。

おっさんは思います、心から。
立派で名を成すような大人にはならないでもいい。
日本を、東北を背負って立ってくれとも言わない。
ただ、亡くなった家族や友人、被災地の人たちの分まで精一杯生きて欲しい。
そして、他人の心の痛みがわかる大人になって欲しいと祈ります、

頑張れ、新成人!

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