2014-12-30 23:20 | カテゴリ:雑記その他
夕飯を食べながら、BSプレミアムで放送されていた映画「ホビット」を見ました。
この映画は言わずと知れたニュージーランドの奇才ピーター・ジャクソンの作品で、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの続編です(ただし内容自体は前日譚ですが)。

この映画、2年前だったかの公開時は,おもわず興奮してしてしまい、何が何でもぜひ見に行かねばと思ったものの、なんと3D映画だったんですよね。
3Dというのは個人的に、ちょっと大きなハードルを抱えうることになるので、映画館まで見に行くことがなかった映画でした。
実は私、病気が元になって、右目がよく見えないんですよね。
そのため、基本的に両目があるということを前提にしないと「物が立体的に見られない」3D映画はいまいち見えづらいんです。
これはある場所で経験済みなんですが、画像が飛び出して見えないわけですね。
そういうわけで、行きたいとは思いつつ映画館までいかなかったのですね。
だって盛岡での上映館のプログラム表を見たって、2D上映って殆どなかったんだもの!
それで今日放送されたものをはじめて目にしたわけです。

僕は、かなり前に原作となるトールキン御大の「ホビットの冒険」を読んでいたわけですが、この映画はそれに比しても相当面白いです。
原作は元が児童文学みたいなものなので(自分の子供を喜ばせようとして個人的に書いたお話が最初だとか)お話のテンポはのろく、また描写もかなり淡々としている部分があるのですが(逆にある部分だけはしつこいくらいの詳しい描写がある。これは「指輪物語」も同様)、映画はそれをいちいち劇的な感じで「映画的に」脚色し、スペクタクルなシーンへ変化させています。
それが大体の場合において見るものの共感を呼び、胸を打つような見せ場にされており、監督がホラーや下品な映画で培ってきた「映画としての上手さ」「演出力」を感じさせるものになっています。
それは、一緒にテレビを見ていた私の年老いた母が、興奮して鑑賞していたことでも分かります。
私の母はもともと夢見がちで、こういうファンタジックな物語などは大好物という人ですが、もちろんこの原作を読んだことはないですし、いわゆる「RPGファンタジー」的な種族だとか、怪物だとか、そういうものはほとんど知りません。
そういう予備知識がない人間が、しかも夕飯を食いながらの片手間的な鑑賞で十分楽しめる、最後のほうは感情移入して興奮していたような、そういう映画を作ることができるというのは、監督やスタッフの非凡さをものがたっていると思います。

3Dだ2Dだとか言わずに、素直に映画館へ行くんだったと今更のように後悔しております。
やはりDVDを購入するべきでしょうね…。

いずれ最近では珍しくちゃんとした映画を見ることが出来、また非常に楽しい時間を過ごせたことを有りがたく思います。
いつか続きが放映されることを願います。

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