2015-04-24 22:07 | カテゴリ:ちょい旅
しつこく桜の話題が続く。

桜の名所といえば全国的に城跡が多かったりしますが、ここ岩手県においてもそれは変わらないのであります。
盛岡市の郊外というか、30キロほど離れた場所に紫波郡紫波町という街があります。
私の伯父(故人)が昔住んでいた街でありますが、そこにも城跡がありまして、例にもれず(?)桜の名所となっているわけであります。
そこで、天気も良いことでありましたし、昨日ふらりと出かけてきました。
実はこの「城山公園」と言われている場所へ行くのは始めてなのであります。

この公園は、現在の紫波町の国道4号線沿いに面した公園です。
一応、国の史跡になっており、戦国時代には「高水寺御所」と言われていた城郭で、城主は足利家の一族である「奥州斯波氏」です。
斯波氏は現在の盛岡市近郊、岩手郡の一部、雫石町から秋田県境まで、岩手県南の一部を含む広大な版図を築いていましたが、戦国時代末期頃、勢力範囲を南下させてきた青森県三戸に本拠を構える南部氏と合戦して一敗地に塗れ、あえなく滅亡しました。

斯波氏一族が公家趣味だったため城ではなく「御所」と呼ばれたと言われるこの城は、南部軍に接収されて一時期「郡山城」と改名されて代官が置かれ、盛岡藩の重要な拠点の一つとして使用されていましたが、江戸初期の1650年代に廃城となり、現在のような古城跡となりました。
近年(と言っても明治時代くらいか)になりその城跡に桜等が植樹され、現在のような桜の名所になったのでしょう。
ちなみに斯波氏最後の当主・詮直(あきなお、と読む)は、政治を顧みず遊興と酒宴に明け暮れた暗君で、それが元で家臣の離反をまねき、南部信直に付け入られ、攻めこまれて滅亡したと言われています。
その際、家臣のほとんどが南部側に寝返ったため、戦闘らしい戦闘をせぬまま城を脱出し、どこかへ落ち延びて寂しい一生を送ったのだとか…。
…だからどうしたって話なんですけど、ちょっと参考までに(^^;)。

で、今回はじめてその城を訪ねたわけですが、元からこうした城跡に興味が有るためちょっとワクワクしました。


これは、国道4号線から城址へ向かう道沿いにあった民家の桜です。
いかにも桜という枝ぶりが素敵でした。

shiroyama3.jpg
まずは駐車場に車を入れたのですが、その駐車場からして桜が見事です。
これは期待が高まりました。

shiroyama3.jpg
正直、この桜を見られただけでも満足でした。

この駐車場から本丸の方を眺めますと、おそらくここは昔三の丸かなんかだったのではないかという場所で、本丸へ行くには、結構な起伏ある坂道を登っていかなければならないようでした。
まあいいやと思って登り始めたのですが、いざ登ってみると、日頃の運動不足が祟りこれがしんどいのなんの(^^)。

shiroyama5.jpg
これは確実に空堀のあとでしょう。
遺構としてはかなり良く保存されている部分に属すると思います。
まあ、所詮は素人考えですがねw
お城マニアの方に「何言ってるんだ!」と怒られそうなので、余計なことは言えません。

shiroyama6.jpg
かなり急な坂や斜面をヒイヒイ言って上り、ようやく本丸へ到着です。
階段は整備してありますので、登りにくいということはありませんでしたが、さすがは城跡、とにかく傾斜がきついのです。
ここへ辿り着いた時にはヘトヘトでした。
本丸の案内板によると、標高は100メートル少しあるそうです。
しかし、本丸へ辿り着いてみると、なんと桜はすでに散っておりました(^^;)。
もはや葉桜状態で、残念なことこの上ない。
麓の駐車場は満開だったのに…なぜ本丸が??
陽当りとか風の影響もあるのでしょうね。
そしてまあ、なんということか。
実は自動車で本丸のすぐ下まで登ってくることができたようです(^^;)。
立派な駐車場もありました…最初からちゃんと調べて、上まで車で来ればよかったt,汗だくになりつつ後悔しました。

本丸の周囲にある小スペースにはいくつかの屋台が出ておりまして、たこ焼きとかクレープなどを売っておりましたが、その中の一つで「紫波駄菓子」を売っていました。
屋台自体の写真は遠慮して撮影しませんでしたが…。
紫波駄菓子というのは、たんきり飴とか、豆しとぎとか、あんこ玉とかそういう昔懐かしいお菓子のことで、ヨーグルとか、うまい棒とかのことではありません。
その屋台で「カーネーション最中」なるものを発見し、興味にかられて購入してみました。

monaka.jpg
これがその最中です。
だいたい直径は7センチ位で、形がカーネーションの花(を上から見たような形)のようになっています。
白いのは桜あん、茶色いのが、つぶあんです。
味のほうはこれがなんとも奇妙な感じでして、まず皮が独特。
もたっとした感じで、最近の最中の香ばしいパリっと感というよりも、一昔もふた昔も前にあったモナカアイスの(今のモナカアイスみたいに美味しいものではなかった頃の)、あの湿ったどこかねっとりした感じなんです。
特に茶色のあんこ最中のほうがそれが顕著でした。
あんこは粒がゴロゴロした、あんこというよりもなんか甘納豆の出来損ないみたいな感じで、味はそれほど甘さがあるわけでおなく、正直いってなんとも中途半端な感じです。
しかし、食べていてそこはかとない「懐かしさ」みたいなのを感じられるような気がしました。
その気分を味わうだけでも悪く無いと思います。
あんこの方はそんな感じでイマイチパッとしない味でしたが(失礼)、白い桜あん最中のほうが非常に美味しい!!
皮はその通りな感じなのですが、中身の桜あんが甘さ控えめでどこか塩味もあり、刻んだ桜の葉のようなものも混ぜられていて、絶品です。
ねっとりした皮の食感と相まって、なんとも言えない美味しさなのですよ。
普通のを3個、桜のを3個で合計6個買ってきたのですが、全部桜にすればよかったと後悔致しましたw

その後はまた急斜面を下って車へ戻り(下るほうが膝に来るのでキツイ)、次の目的地「五郎沼」へと向かいました。
それは次回に続きます。

関連記事
スポンサーサイト

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://newbadtaste.blog.fc2.com/tb.php/906-ebb13b6d