2015-06-20 22:39 | カテゴリ:ちょい旅
ここ最近、身の回りに色々と気がかりなことや嫌なことなどが勃発して、体調がいまいち芳しくなかったこともあり、気分がふさぎがちになることが多くありました。
そこで気分をリフレッシュさせたいと考え、朝から天気も良かったので、秋田県の角館へ行ってまいりました。
このブログにもすでに何度も書いておりますが、角館は盛岡から車で1時間半と近い道程なので(距離に換算すれば60キロほどらしい)、比較的気軽に言って帰ってこれるので、手頃な場所と考えたのでした。

角館への訪問は、初めて来訪した中学校1年生の頃から数えて、おそらくは10数回になると思いますが、何度訪れても飽きることのない町です。
近年の訪問は、このブログのアーカイブスを読み返してみたら2013年の10月らしいのですね。
実に1年半ぶりの来訪です。
朝10時半ほどに自家用車で家を出て、角館には11時50分頃に到着しました。
道路が混んでおらずスムーズに走って来られたということもありましょうが、やはり大体1時間半ほどの所要時間のようです。


景観保存地区である武家屋敷通りの入口付近(町の中心部から見た風景)。
今日は土曜日ということもあって観光客でごった返しているのかと思いましたが、観光客の姿は殆どありませんでした。
それでも盛岡なんかに比較したら結構多いほうだろうと思いますが…(盛岡は近代化しすぎて、見て歩く史跡は殆ど無いんですよね…。こういった史跡で残っているのは盛岡城址くらいですかね)。
写真右手の白い建物は病院(元病院?)のようです。
その横から続く黒い板塀の辺りが武家屋敷の連なりです。

sobaya.jpg
武家屋敷通りは景観保存地区になっているので、大きな建物、高い建物などは作ることができません。
また、商業施設を作るのであれば昔の建物を利用するか、新築にしても景観に合わせたものを作ることが義務付けられています。
そんなわけですので、蕎麦屋兼土産物屋も外見が昔の民家か何かを模している(格子戸なので多分民家じゃないのかな、と)、時代がかった趣きで作られています。
そういえば昔、ここで稲庭うどんを食べたような記憶があるんですが、そう考えてみるとかなりの老舗であるような気がします。
新陰流の伝書が額に入れられて店内に飾ってあったことを思い出します。

bukeyashiki1.jpg
昔の武家屋敷がそっくりそのまま残されているわけで、敷地内の木々も江戸時代から変わっていません。
したがっていちぢるしく繁茂しており、枝葉から滴るような緑が目に鮮やかでした。

bukeyashiki2.jpg
この門を潜ってチョンマゲを結って刀を腰にした武士が現れてもちっともおかしくない雰囲気があります。

jinrikisya.jpg
人力車も走っています。
おそらく10数台人力車が準備されているようで、歩いていて結構見かけましたよ。

matsumotoke1.jpg
武家屋敷通りから一本裏に入った通りにある武家屋敷・松本家。
他の家の殆どは板葺き屋根なのに(最上級の青柳家くらいが瓦屋根)、ここは茅葺屋根です。
きっと下級武士だったのでしょう…いまは竹細工の実演販売や体験工房などをしているようです。

matsumotoke2.jpg
低い垣根越しに道から母屋を。
手前のトタン屋根は屋敷内にある鎮守さんの社。
縁側でなんかやってるのが竹細工みたい。
下級武士の屋敷と言っても敷地はかなり広いです。

今回1年半ぶりに訪れた角館ですが、街をぶらぶら歩いていて感じたことがあります。
それは、街が少し変わったということです。
いえ、劇的に変わったという部分はないのですが、目につくだけでも結構な変化が…。
それは今まであったものが無くなった、あるいは増えているというところに顕著でした。

haigyou.jpg
ここは、武家屋敷通りの入口にあった貸し自転車屋なんですが、どうやら閉店してしまった様子。
貸し自転車屋とは言っても、正直なに屋さんなんだかよくわからない印象が強い店で、店先には貸し自転車以外にも、玩具だとか小鳥や小動物などのカゴが置かれていて、おまけにガラスの冷蔵庫にはジュースなどのたぐいまで入れられていたという、非常にカオスな雰囲気の不思議な店舗でした。
一度中に入ってどんなものがあるのか見てやろうと思っていたのですが、それができぬ前に…。
もっと早く入っていればと今更後悔しきりです。
実に残念…。

hotelatochi.jpg
あとは、武家屋敷通り近くにあるこの建物です。
ここには前回の訪問の頃まで、角館ホテルという、タワーラウンジのある昭和30年代テイストなでかくて古いホテルが有りました。
大映の「ガメラ対ギャオス」で、ホテルの回転式展望ラウンジにギャオスをおびき寄せて目を回させようという、しょうもない作戦が実行されたじゃないですか。
あれに出てくるような感じの建物で(若い人にはよくわからない比喩でスマンw)、1階はスーパーマーケットになっておりました。
今ではそのホテルとスーパーが跡形もなく取り壊され、斯様な和風テイストののレストラン、その隣の敷地にはセブン-イレブン(これも武家屋敷に合わせた和風な外観)が建てられていました。
これにも結構びっくりです。
あったはずのものがない、という。
そのホテルは建物の景観から程よい寂れ具合まで含め(失礼)、ある意味において観光地角館のレトロなシンボルの一つなのだ、みたいなイメージを勝手に持っていたもので、それが無くなってしまったのは正直寂しいですね。
一度でいいので泊まってみたかったな…。
テレビ東京(テレ東は残念ながら盛岡では映らないのですが、BS放送などで放送されているので、見られる番組もあるのです)のバス乗り継ぎの旅…太川陽介とか蛭子能収が出ているやつですが、あれで彼らが宿泊していましたし、てっきりまだ営業しているのだろうと思っていたんですけれど。

あと町をブラブラしていて思ったのは、中国や朝鮮ンからの観光客が多くなってきたようで、観光客の会話がほとんどその言語だったこと(日本人の方が少ない・・・)。
彼らは素直に日本の文化に感心するのだろうか?
彼らが日頃日本へ対して行っている行動や言動を考えると、イマイチ納得出来ない自分がいるのですが…。
来るなとは言わないので、来るのならちゃんと見るべきものを見て、マナーを守って行動・見学して欲しい。
今日も人力車の車夫と口喧嘩して、大声で何事か喚いている中国人(?)を見ました。

そして食べ物や土産物の値段がやたら高額化したことですかね。
もちろん良心的な値段で出しているお店も多いのですが、入ったお店では軒並み値上げされているのが少しがっかりしました。
諸物価高騰のおり、ある程度は仕方がない部分ではあるのでしょうが、それにしても観光客の足元を見過ぎなのではないのか、といささか不信感を出してしまうほどでした。
そういう点からすると、「昔から変わらない」ことを売りにしている観光地角館も徐々に変わってきているんだなぁ、となんとなく寂しい気分になったりならなかったり。

今度は紅葉の頃を目掛けて行ってみようかと考えております。


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